秋色に染まる、絶景のデジタルアート。東京・お台場「チームラボボーダレス」

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2020/10/08

さまざまに移り変わる美しいデジタルアートの空間を楽しめる、お台場の人気スポット「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」。

国内外の観光客からも人気を集め、写真映えも抜群なことからSNSでも連日多くの投稿が行われています。

そんなチームラボボーダレスに、9月から秋の景色が登場。何度も足を運んでいたかたも、思わず再び行きたくなってしまう壮麗な光景が広がっています。

花々やライトアップの詳細について、気になる内容をチェックしてみましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

デジタルなのに懐かしさを呼び覚ます、美アートの洪水

image by:PR TIMES

2001年に活動を開始した「チームラボ」。アーティスト・プログラマー・エンジニア・CGアニメーター・数学者・建築家にいたるまで、多彩なスペシャリストが集結し創造を行っているグループです。

サイエンス、テクノロジー、アートに自然界の要素を交差させ、新しい世界を見せ続けるチームラボは、東京の常設展示だけでなくニューヨーク、ロンドン、パリなど、各国の主要都市で同様の展示を開催。

その作品は、世界の名立たる美術館に永久収蔵されるほどで、常に多くの話題を呼んでいます。

今回の舞台となるお台場の「チームラボ ボーダレス」は「地図のないミュージアム」と銘打たれ、大きなひとつの展示部屋や、来館者が自由に行き来できる部屋など、いくつかのセクションで構成されている巨大なアート空間

これまでも、花や滝など自然由来の美しさを表現したデジタルアートが圧巻でしたが、秋色に包まれた光景はどのような変身を遂げているのでしょうか。


image by:PR TIMES

まずは、巨大な花が咲き乱れ、そして散る「増殖する無量の生命 – A Whole Year per Year」。10月は「彼岸花」と、その月を代表する秋の花が主役です。

その数は10万本にもなる花々が咲き、そして散る姿に視界を覆われる瞬間は、まるで自分が自然界の虫たちのように小さなサイズになった気分で、地球の雄大さを感じられます。

このコーナーの重要な点は、すでに描かれている花々が何度も投影されているのではなく、最新のコンピュータープログラムによってその都度新しい花が生まれていること。

2度と同じ形の花が登場することはないという、瞬間を見逃せない展示となっています。

image by:PR TIMES

実際に草木の間を縫って進んでいるような感覚になれる「地形の記憶/Memory of Topography」のエリアでは、新たに「棚田の稲穂」や「紅葉」「赤とんぼ」といった、秋といえば思い浮かぶ、アイコニックなデジタルアートが登場。

image by:PR TIMES

四季を通じて成長する稲穂や、動き回る赤とんぼなど、こちらも最新のテクニックにより来館者の行動で動きが変化するのが特徴。

日本の里山が表現され、デジタルにも関わらず日本人としての懐かしさを誘う不思議な感覚になります。

赤とんぼ image by:PR TIMES

「増殖する無量の生命」と同様、2度と同じ絵が登場することはないことにも注目です。

自然界と同様「ほとんど変わらないが同じではない風景」ということに気付くと、「当たり前に認識しているけれど実はすごいことなのではないか…」と、目の前の瞬間を心に焼き付けたくなってしまいます。

image by:PR TIMES

SNSでも多く見かけられ、最も大人気のエリアといっても過言ではない「呼応するランプの森 – Forest of Resonating Lamps」も、「ワンストローク、山の紅葉 – One Stroke, Autumn Mountain」と題し、秋の光景に変化します。

image by:PR TIMES

緑や黄色、赤など、自然界の夏から秋へと移り変わる紅葉の絶景を思わせるランプの空間は、ランタン型という部分も相まって神秘的な雰囲気も。

イタリア・ベネチアのムラーノ島で作られる伝統工芸「ベネチアン・グラス(ムラーノ・ガラス)」で制作された、美しいランプシェードにも注目です。

image by:PR TIMES

積層された空間に咲く花々/Flowers – Layered Ultrasubjective Space」エリアでは、10月の花として菊のアートが登場。

日本人にとって厳かな花のひとつともいえる菊による空間は、スピリチュアルなムードが高まっています。

image by:PR TIMES

小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々/Flowers Bloom in an Infinite Universe inside a Teacup」のエリアでは、デジタルアートの抹茶を点て、その器を手に取ると花が咲くという不思議な体験ができます。

菊の花、お茶の花ともに、ここまでの作品と同じくその場でコンピューターによるアートが生まれては消える、2度と同じ絵を見ることはない展示となっています。

またボーダレス会場内にある、デジタルアートの空間内でお茶ができる人気のティーハウス「EN TEA HOUSE 幻花亭」でも、10月はコスモス・キンモクセイ・菊など、秋の花々に彩られます。

季節を感じながら、こだわりの緑茶やアイスを食べるひとときは格別ですね。

広大な敷地内にある70を超える作品群を、鑑賞するだけでなく実際に体を動かして体験できる「チームラボ ボーダレス」。

秋色に生まれ変わったボーダレスで、最先端のデジタルアートを浴びながら「芸術の秋」を過ごしてみてはいかがでしょうか。

  • 森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
  • 東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)
  • 大人(高校生以上)3,200円、障がい者割引1,600円、子ども(中学生以下)1,000円(※3才以下無料)
  • 公式サイト
  • ※開館時間・休館日はシーズンによって異なります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
  • source:PR TIMES
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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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秋色に染まる、絶景のデジタルアート。東京・お台場「チームラボボーダレス」
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