ウソでしょ!?中国人が日本で驚いた「意外なこと」ってなに?
日本の料理はヘルシー!
ユネスコ無形文化遺産に登録されている和食。多様で新鮮な食材をいかした日本食は、季節ごとの味わいを楽しめるだけでなく、栄養バランスも考えられていることから、世界的にもヘルシーな食事といわれています。
うまみを巧みにいかすことで動物性油脂の少ない食事に仕上がり、日本人の肥満防止にもつながっているのだとか。そんな日本食に感動したという声がいくつか聞こえてきました。
「日本は食事が健康的だと感じました。調味料を控えめにし、生野菜をはじめ、食材そのものの味を楽しむよう工夫されているのは日本のよさだと感じました」
「中国の料理では油をたくさん使用するので、日本人の友人に油とスープを分離させるお玉を見せたときはとても驚いていました」
広東料理や四川料理など、中国では地域によってさまざまな料理が親しまれています。ただし、調理方法によってはかなり油を使用するものも少なくありません。
たしかに中華料理店に行ってメニューを見てみると、揚げていたり、炒めていたりする料理がたくさんありますよね。
中国では調理方法のひとつに、「油通し」というテクニックがあります。方法名だけきくとカロリーが高そう…と思ってしまいますが、実は野菜やお肉などを油にさっと通すことで、色合いをよくしたり、うまみを閉じ込めたりする効果があるのだとか。
日本のチョコが美味しい!
食文化に関しても日本と大きな違いのある中国。今回、グルメについてもいろいろとお話を伺ってきましたが、意外にも日本はチョコレートが美味しいという声が聞こえてきました。
「チョコパイやポッキー、たけのこの里やきのこの里は中国にも似たようなお菓子はあります。けどどれも値段が高いので日本で買って帰ると喜びます」
「日本のチョコレート系なども甘いもの系のお菓子が人気です。中国では、あまり甘いものはそこまで販売されていない気がしますね」
「キットカットのいろんなフレーバーが大好きです!中国では珍しいので」
「お土産で持っていって喜ばれたのは『白い恋人』です。上品な甘さとサクサクの食感は中国にはあまりないので、かなり喜ばれます」
もちろん中国にもチョコレートは販売されているそうですが、お話を伺った方々いわく、日本のチョコの方が美味しい!とのこと。たしかにキットカットひとつとっても多種多様な種類が販売されていますし、時期によっては期間限定の季節の商品が店頭に並ぶ光景も珍しくありません。
もしかしたら今後、お土産やプレゼントでチョコレートを渡すと喜ばれるのかもしれませんね。
今回は、中国出身のみなさんに日常生活や交通事情、食文化についてお話を伺ってきましたが、来日していろんなカルチャーショックを受けるなか、日本ならではの文化に感動したという声もたくさん聞こえてきました。
もちろん、まだまだ私たちが知らない日本の魅力はたくさん隠されています。外国人のみなさんの視点を通して、あらためて再発見していきたいですね。
- 参考:東京都水道局,農林水産省
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