中国と日本、こんなに違う!?美しい桜を愛でる「お花見」事情
夜は桜をライトアップ、しかし電力量が日本とまったく違う!
その夜、西安の新スポット「大塔不夜城」へ向かいました。西安に近年オープンした夜景スポットです。世界遺産の大雁塔から真っすぐの大通りに中国風の建物が並んでいます。
ここでも桜の木を見かけました。桜の木がライトアップされた光景はなかなか圧巻。しかし、ライトアップの光の量が半端なく、美しいというより「どれだけ電力使ってんねん」と思うほど、ギラギラ感が目に付きました。
「不夜城」という名称の通り、まるで昼かと思うほど明るかったエリア。そしてここも青龍寺ほどではなかったにしろ、夜遅くまで人がたくさん集まり、パレードまで行われていました。
日本と中国は古くからの歴史、そしていまは「桜」でもつながる
中国で体験したお花見、それは日本とはまったくと言ってよいほど異なる楽しみ方でした。
桜の下で宴会ではなく桜の木と自撮り、桜よりも人のほうが明らかに多い、夜桜のライトアップは日本人が考える美しいとは程遠い、など。
ただ、空海が中国留学した時のお寺に咲く桜を、中国人が楽しそうに眺める様子を見ると、日本と中国との古くからの縁を実感させられました。
- image by:シカマアキ
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