なぜ東急沿線が…子育て世帯が選ぶ「住みここちのいい街」ランキングTOP10

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2024/03/30

日本国内において、突出して人気の高い街が集結している東京。グルメにショッピング、エンターテイメントまで充実した都市が数多く並んでいますが、中でも「子育て世帯」から人気を集めている街はどこなのでしょうか。

この度、大東建託株式会社が過去最大級となる調査を行った「居住満足度」の結果から「子育て世帯の街の住みここちランキング<首都圏版>」を発表。「駅」に注目したトップ10には、意外な駅もランクインしました。

ランキングに大きな変化?子育て世帯が望む要素を持つ新エリアが次々とランクイン

1位 奥沢駅

「奥沢駅」image by:photoAC

今回、見事1位を獲得したのは東急目黒線の「奥沢駅」。見事2年連続のトップとなりました。人気エリアの世田谷区に位置する駅で、「親しみやすさ」ランキングでも5位となっています。

女性からは「都会なのに静かで安全(女性・38歳・既婚・専業主婦)」「閑静な住宅街。治安がよい。幹線道路へのアクセスの良さ(女性・37歳・既婚・事務職)」「治安が良い(女性・48歳・既婚・専業主婦)」と、静かさと治安の良さに絶賛が集中。

「自由が丘」image by:yu_photo/Shutterstock.com

男性からも「閑静な街並みが維持されており、住民が協力し合って支えている感じが伝わる(男性・49歳・既婚・管理職)」「交通の便がよく、自由が丘や渋谷へのアクセスがしやすく買い物にも不便はないのに閑静(男性・42歳・既婚・管理職)」と、静かさに加えアクセスの良さにも評価が集まりました。

2位 築地・新富町A

「築地駅」image by:JIMMOYHT/Shutterstock.com

2位には東京メトロ日比谷線の「築地・新富町A」がランクイン。中央区に位置する築地・東銀座・築地市場・新富町から構成されるエリアで、「親しみやすさ」では4位、「交通利便性」では5位を獲得しています。

東京メトロ日比谷線や有楽町線が利用でき、コメントでも「各所へのアクセスがよく、公共の施設も充実、生活しやすい(女性・46歳・既婚・パート)」「都心でアクセスが良く、人がたくさんいて寂しくない(女性・33歳・既婚・専業主婦)」と、電車の便利さが人気に。

歩行者天国で賑わう「銀座」image by:ParrySuwanitch/Shutterstock.com

さらに「治安が良くどこへ行くにも便利。自転車でさまざまなエリアへ行くことができ、銀座や東京駅が徒歩圏内(女性・32歳・既婚・営業職)」「飲食店が充実。防犯が行き届き、デパートや商業施設までアクセスが良い(女性・40歳・既婚・事務職)」と、子供連れで移動のハードルが上がる子育て世帯には嬉しいポイントが満載です。

3位 清澄白河

「清澄白河駅」image by:picture cells/Shutterstock.com

3位には東京メトロ半蔵門線の「清澄白河」が登場。江東区に位置しており、古き良き下町の風情を残しながら、新しいカフェなども多く並んでいるバランスの良さが魅力。東京や浅草などの観光名所にも近く、楽しめるスポットにアクセスしやすいのもポイントです。


子育て世帯からは「子供が学校へ行くのに危ない道が少ない、歩道が広いところが多い(女性・39歳・既婚・パート)」というリアルな声も。「子供が遊べる広い公園が近くにあるので嬉しい(女性・39歳・既婚・事務職)」と、子育て世帯に必須の公園事情も良好な様子。

清澄白河にある「iki ESPRESSO」image by:yu_photo/Shutterstock.com

さらに「少し歩けばお店やカフェ、雑貨屋さんなど活気があるが、住宅街は基本的に静かで車通りも少なく住みやすい、都心に近い(女性・32歳・既婚・技術・研究職)」と、賑わいがありながらも静かで住みやすいという、子育て世帯に絶好の環境になっています。

image by:Shutterstock.com

トップ3を改めて見てみると、生活のすべてが子供連れの状態となる子育て世代にとって、日々の死活問題ともいえる「買い物の便利さ」「治安の良さ」「公園の多さ」「交通の便の良さ」が高いレベルでクリアされていることがわかります。

さらに、閑静な住宅地であることから生まれる「住民との程よい距離感」や、「行政サービス」にも高い評価のコメントが多く集まっていたことから、子育ての時期を終えても心地良く暮らしていける環境であるのではないでしょうか。

image by:Korkusung/Shutterstock.com

3位以外のトップ10を見てみると、昨年12位だった「目白」が8位、昨年16位だった「海浜幕張」が9位、昨年27位だった「吉祥寺」が10位になるなど、昨年は圏外だった駅が順位を上げてきていることにも注目。

また、都心でありながら閑静な住宅街エリアが広がる東急沿線の「奥沢」「洗足池」「学芸大学」「尾山台」もトップ10にランクイン。

そして、昨年は投票数の少なさから集計対象外だった大田区の「洗足池」が4位に初登場するなど、入賞駅に変化が見られています。

image by:PR TIMES

ちなみに、子育て世帯以外を含む全世帯を対象とした「住みここち2023<首都圏版>」でもトップ10圏内に入ったのは、今回2位となった「築地・新富町A」のみというのも気になるポイント。

治安や公園の多さ、住宅街の静けさなど、子育て世帯にとっての住みここちとは、他の世帯と明確に変化が出ることが感じられた今回のランキング。ライフステージのスケジュールに合わせて、次に住む街を選んでみるのも良いかもしれませんね。

  • source:PR TIMES
  • image by:photo AC
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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