移住して3年。この春、地域おこし協力隊を卒業する男性のこれから

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2016/03/22

日本全国に1500人以上が活動している「地域おこし協力隊」。1年から3年の任期を終えた彼らは、赴任地に引き続き定住したり、新しい事業をおこしたり、この体験をもとに故郷へ戻って活動したり、それぞれの道を進みます。今回「地域移住計画」では、山梨県の人口約1700人の村に赴任し、今年で任期を終える地域おこし協力隊を取材しています。

移住して3年。この春、協力隊を卒業します。

移住して3年。この春、地域おこし協力隊を卒業する男性のこれから

山梨県南東部にある山間の村「道志村(どうしむら)」。2015年に実施された国勢調査「人口速報集計」によると、現在の人口は1743人、5年前と比べて、村の人口は約1割程、減少しているようです。

さかのぼること今から3年前、そんな過疎高齢化の著しい村に、大学卒業と同時に「地域おこし協力隊」として活動するため移住してきた若者がいました。

山間の小さな村で3年間、全力で地域おこしにまい進し、この春、その任期の満了に伴い協力隊を卒業することになった中嶌拓哉さん(25歳)です。

移住して3年。この春、地域おこし協力隊を卒業する男性のこれから
この春、協力隊を卒業することになった中嶌さん

ーー3年間の協力隊での活動を振り返ってみていかがですか?

私が道志村との関わりを持ったのは、大学在学中に、卒論の調査でこの村を訪れたのがきっかけだったのですが、卒業後もこのように協力隊として活動をさせてもらい、この3年間で多くの貴重な出会いと、様々な経験を得ることができました。

道志村は、狭い地域だからこそのあったかい人づきあいがあって、住んでいてとても心地の良い場所です。住む人とのつながりの良さが何よりの魅力だと感じています。

この春、私の協力隊活動は終了しますが、これからも引き続き道志村に関わっていく予定です。これまで道志村、村の方々にお世話になった分、これから少しでも恩返しをしていきたいと考えています。


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