レトロなSLが絶景を駆け抜ける、静岡「大井川鐵道」

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2018/12/05

SLに乗ってみた

新金谷駅に到着したら目に飛び込んでくるのがSLです。その姿は力強くてかっこいいの一言につきます。男性だけでなく鉄道に興味がない女性であっても、その姿を見たらテンションが上がってしまうこと間違いなしです。

image by:aindigo/Shutterstock.com

汽笛の音が「ポォォ~!」と鳴り響き、一見古めかしいパーツであっても渋くかっこよく見えてくるのが不思議ですね。

また、SLの魅力は外観だけではありません。内部に入るとレトロでどこか懐かしい雰囲気が漂っています。それもそのはず、客車は1935(昭和10)年から1945(昭和20)年代に作られたものだそう。

image by:aindigo/Shutterstock.com

テレビや映画の撮影にも使われることも多く、天井のファンや木枠の椅子などレトロ感満載です。椅子は意外にも柔らかいのでお尻が痛くなることもありませんよ。車内にいるだけで、まるでタイムトリップしてしまったかのような気持ちになってしまいます。

また、SLの車内名物として人気なのが「SLおじさん、SLおばさん」。SLおじさん、SLおばさんは、軽快なトークで旅を楽しいものにしてくれます。ハーモニカの演奏をしてくれたり、見どころの説明をしてくれたりしながら、旅のお手伝いをしてくれます。SLに乗車するというだけでなく、思い出に残るようなどこか心温まるような旅になりますよ。

チケットの入手方法は?

image by:aindigo/Shutterstock.com

トーマス号とジェームス号は期間限定運行をしていますが、乗車するためにはチケットの抽選申し込みが必要です。このチケットの倍率が非常に高く、なかなか簡単に取れないことでも知られています。

チケットは大井川鐵道の公式ウェブサイトで確認して、ローソンチケットで抽選の申し込みができます。倍率が高いので抽選漏れしてしまうことも多くありますが、別の方法として旅行会社のツアーに参加するという手段もあります。

通常のSLは大井川鐵道の公式サイトから空席情報や手続きが可能です。また当日であっても窓口で先着順に当日券の販売がありますよ。

乗車する際のポイント

1.白っぽい服を避ける、もしくは汚れてもよい服を着る

蒸気機関車なので、窓を開けた状態でトンネルをくぐった後にはススが付き、鼻の穴や洋服も黒くなります。白っぽい服は避けて濃い目の服装で行くのがおすすめ。


2.もしものことを考えてランチは事前に用意

トーマス号乗車はお弁当の車内販売もありますが数に限りがあるので、小さなお子さんがいる場合、もしも車内で買えなかったときのことを考えて、おにぎりなど用意しておくと安心です。

3.夏場は暑さ対策を万全に

夏場はエアコンなどはないので車内は暑くなります。十分な飲料や暑さ対策グッズを持参するのがポイント。

レトロな雰囲気漂い、タイムトリップ気分を味わえるSLや、子どもも大人も大喜びのきかんしゃトーマス。車窓からの景色も美しいことでも知られる大井川沿いを走る蒸気機関車、ぜひ次の休暇の旅先に考えてみてはいかがでしょうか。

image by:rokuyon37/Shutterstock.com

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

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現在は都内の旅行会社で働きつつ、週末をからめた弾丸トラベラーとして世界各国を旅するアラサー女子。

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