北海道旅行が100倍楽しめる「知床」エリア人気観光スポット10選【2019】

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2019/01/22

知床半島は北海道の東部・道東に位置し、このエリアの中でももっとも積雪量が多い場所としても知られています。

また、2005年には世界自然遺産に選ばれ、北半球における流氷の南限としても有名で、海岸断崖や知床連山など、さまざまな大自然を一度に体感できるスポットとして道内でも人気です。

そこで今回は、この知床エリアを思いきり楽しめるスポットをご紹介します。

フレペの滝/斜里郡

フレペの滝」は知床を代表する滝として知られています。河川から流れ込んだ水ではなく、知床連山に降った雪や雨が地下水ととして浸透し、垂直に切り立った100mにもおよぶ断崖の割れ目から流れ落ちる滝です。

滝の水が斜面をほろほろと涙のように流れ落ちる様子から、乙女の涙として親しまれています。周辺には約1kmの遊歩道が整備されており、マイナスイオンで癒されながらの散策にもおすすめです。

  • フレペの滝
  • 斜里郡斜里町大字遠音別村字岩字別
  • 0152-24-2124
  • 日程定休日:なし
  • 常時開放

オシンコシンの滝/斜里郡

チャラセナイ川の河口付近にあり、日本の滝100選にも選ばれているのがこの「オシンコシンの滝」です。水流が2つにわかれていることから、双美の滝とも呼ばれています。小さいながらも迫力ある滝は見ものです。

滝の上には展望台があり、オホーツク海や知床連山を一望することもできます。流氷の時期になると流氷で埋め尽くされた白い海原を眺めることも可能です。

  • オシンコシンの滝
  • 斜里郡斜里町ウトロ西
  • 0152-22-2125
  • 定休日:なし
  • 常時開放

知床自然センター/斜里郡

知床自然センター」は知床国立公園、世界遺産地域の中にあるビジターセンターです。世界自然遺産知床を知るための知床の自然保護活動や、情報発信の拠点となっています。

大型スクリーンの大型英映像展示ダイナビジョンでは、大空を羽ばたく鷲の目線になって知床の自然を空から眺めることができる「四季・知床」を楽しめます。


また自然インストラクターが知床路の見どころを解説してくれるので、知床の旅をはじめる前に訪れることをおすすめします。

  • 知床自然センター
  • 斜里郡斜里町岩字別531
  • 0152-24-2114
  • 定休日:年末年始
  • 4月20日~10月20日 8:00~17:30/10月21日~4月19日 9:00~16:00

知床五湖/斜里郡

知床五湖」は、雪解けから晩秋にかけて開放される湖です。特に5月上旬から6月上旬にかけての時期は水芭蕉の群生が見られ、このころはまだ知床連山の残雪があるために雪と湖のコントラストが美しく、知床五湖の情景をたっぷり楽しむことができます。

高架木道と地上遊歩道の2つの歩き方がありますが、地上遊歩道は五湖周辺の自然を目線の高さで観察し体感できるため、散策時間がゆっくり取れる方にはおすすめです。売店名物エゾシカバーガーも、ランチにぜひいかがでしょうか。

  • 知床五湖
  • 斜里郡斜里町
  • 0152-24-3323
  • 解放時期:4月20日~11月
  • 高架木道 7:30~18:30/地上遊歩道 7:40~15:30

プユニ岬/斜里郡

プユニ岬」は、ウトロから知床自然センターへ向かう途中にある絶景かつサンセットの名所です。

知床八景にも選ばれており、オレンジ色に染まるオホーツク海と海岸線沿いにあるウトロの町並みの美しさには誰もが感動を覚えます。

また1月下旬頃には流氷が接岸しますが、こちらはオホーツク海で一案最初の頃に流氷を見ることができるポイントとしても知られています。神秘的な流氷とサンセットを同時に楽しみたい方は、1月下旬ごろが必見です。

  • プユニ岬
  • 斜里郡斜里町遠音別村プユニ岬
  • 0152-22-2125
  • 定休日:なし
  • 常時開放

夕陽台/斜里郡

夕陽台」はその名の通り、知床国設野営場の一角にある夕陽の名所で、デートスポットとしても大変人気です。知床八景の1つにも数えられ、ウトロ港とオホーツク海を見渡せる大変見晴らしの良い場所です。

6月~10月の間だけ利用できる夕陽台の湯という公営の温泉入浴施設があり、入浴で旅の疲れを癒しながら眺めるオホーツク海の夕陽も格別です。

  • 夕陽台
  • 斜里郡斜里町ウトロ(夕陽台の湯は斜里郡斜里町ウトロ東429)
  • 0152-24-2722
  • 定休日:なし(夕陽台の湯は11月~5月は休業)
  • 常時開放(夕陽台の湯 14:00~20:00)

知床峠/目梨郡

斜里町ウトロと羅臼町を結ぶドライブコースとしても知られる人気スポットとして「知床横断道路」がありますが、この頂上に位置するのが「知床峠」です。

春から夏にかけては青々とした緑を楽しめ、7月下旬でも残雪が楽しめるスポットです。また、10月上旬から10月中旬には美しい紅葉が楽しめます。

雄大な羅臼岳が目の前に迫る大展望も見どころですし、天候に恵まれれば北方領土の国後島ものぞめます。

  • 知床峠
  • 目梨郡羅臼町
  • 0152-22-2125
  • 解放期間:5月~10月

知床博物館/斜里郡

知床博物館」には知床半島の自然に育まれた人間の歴史、文化、動植物に関する資料が展示されています。模型や映像で紹介しているので、大人から子どもまで知床の歴史をしっかり学ぶことができます。

また野外観察園内には、事故などによって収容された天然記念物オジロワシ、オオワシ、エゾシカなどが保護されています。

  • 知床博物館
  • 斜里郡斜里町本町49-2 斜里町立知床博物館
  • 0152-23-1256
  • 定休日:11月~3月 月曜、祝日(月曜が祝日の場合は翌平日)/4月~10月 月曜日(祝日、振休日は開館)
  • 9:00~17:00

天に続く道/斜里郡

国道244号~334号線の全長およそ28.1kmにおよぶ直線道路は、まっすぐな道が天にまで続いているように見えるさまから、「天に続く道」と名付けられています。

それまでの景色が一変し、突然現れる天に続く道に感動したいという方は、峰浜からの道順を通って走るのがおすすめです。
車だけでなく、バイクや自転車ツーリングを楽しむ方からも人気の絶景スポットです。

  • 天に続く道
  • 斜里郡斜里町峰浜
  • 0152-22-2125
  • 定休日:なし
  • 常時開放

知床クルーザー観光船 ドルフィン/斜里郡

知床クルーザー観光船 ドルフィン」では、小型クルーザー船を使ったクルージングを楽しめます。断崖絶壁や知床連山の山並みなど知床の大自然を船上から間近で体感することが可能です。

天候が良い日は窓のない外のデッキで迫力ある知床の絶景を楽しめるのもドルフィンの魅力です。

さらにこちらのドルフィンでは、ヒグマやオジロワシなど知床の貴重な野生生物に遭遇できる確率も高く、運が良ければイルカやシャチの群れも遭遇することができます。

3時間の長い船旅でありますが、その分、知床のすべてが詰め込まれています。

  • 知床クルーザー観光船 ドルフィン
  • 斜里町ウトロ東52
  • 定休日:10月中旬~4月中旬
  • 7:00~18:00

image by:T.IMAI/Shutterstock.com

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

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