下手すりゃセクハラに?実は海外で通じない「和製英語」TOP10
第7位 コンセント
「コンセント」も英語圏では全く通じません。正しくはアメリカ英語では「electric outlet」あるいは「wall outlet」、イギリス英語では「socket」といいます。コンセントという言葉は英語では「同意する」という意味になります。
ではなぜ日本では電源を差し込む穴と意味になったかというと、小学館の『日本国語大辞典』によると「コンセント」とは、「明治時代に使われていた英語 concentric plugの略」と掲載されています。どうやら、それがいつしか今の意味で使われるようになっていったようですね。
第6位 フリーサイズ
日本語で言うところの「フリーサイズ」、英語圏では「one-size-fits-all」と表現します。英語において「free」という言葉を、服のサイズについて用いることはないそうです。
freeには「自由」あるいは「制限されない」という意味があるので、おそらく日本では服のサイズにも当てはまるとして使われ始めたのだと推測されます。
第5位 ワンピース
第5位には「ワンピース」がランクイン。これも英語圏では通じません。正しくは「dress」です。日本人の感覚からすると「ドレス」は豪華なイメージがあり、カジュアルな女性の服には「ワンピース」といってしまいそうですね。
「one-piece」という言葉がもともと1枚の布でできている洋服全般を指すとことに関係があります。つまり、日本人がいう「ワンピース」は、正しくは「one-piece dress」なんです。これが単にワンピースとなって使われてしまっているのかもしれませんね。
第4位 クレーム
「クレームをつける」「クレームが来た」など、日本では「苦情」という意味の英語として使われている「クレーム」。でも、正しくは「complaint」なのです。日本でいう「クレームをつける」は英語では「make a complaint」となります。
英語の「クレーム(claim)」の本当の意味は、要求・主張・請求を意味します。英語圏で使う場合には、注意が必要です。