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心揺れて恋に落ちる。スリルと絶景が待つおすすめ「吊り橋」10選

ニッポン津々浦々
ニッポン津々浦々
2019/07/15

吊り橋といえば、眺めはバツグンでスリルもありますが、地面からの高さは丸わかりで、足元はやや不安定。高いところが苦手なら、聞いただけで「カンベンして」かもしれません。

しかし、危険な場所でいっしょに過ごすと恋愛感情を抱きやすくなるという「吊り橋効果」があるといわれています。「吊り橋が取り持つ縁」もまた縁なのです。

そこで今回は、恋に発展するかもしれない?スリルと絶景が楽しめる、日本国内のおすすめ「吊り橋」をご紹介しましょう。

回顧の吊橋/栃木県

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長さ100m、高さ30mの「回顧の吊橋」は、栃木県の塩原温泉郷にあります。ちなみに名前の読みは「みかえり」。訪れた人は振り返らず帰れないほど美しいということからついた名前なのです。

塩原渓谷歩道の起点になっており、渓谷美を楽しめるほか、近くには「回顧の滝」があり、高さ53mの滝を展望台から眺めることもできます。

七ツ岩吊橋/栃木県

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先述の「回顧の吊橋」と同じく、塩原温泉郷にある「七ツ岩吊橋」は87mで、箒川の上に架かっています。

橋の近くがヤマツツジの名所として知られているほか、橋の名前の由来になった七ツ岩も景勝地として有名です。

塩原温泉郷は吊り橋が多く、回顧の吊橋や七ツ岩吊り橋のほかにも、紅葉の名所「紅(くれない)の吊橋」があったりと、吊り橋ファンにはたまらないエリアです。

夢の吊り橋/静岡県

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夢の吊り橋」は、大井川の景勝地「寸又峡」に架かる吊り橋です。長さ90m、高さ8mの橋からは渓谷の緑や紅葉、眼下に広がる湖のエメラルドグリーンの湖面が楽しめます。


り橋からの風景は折り紙つきですが、橋の両側ともかなり急な階段があります。また一度に渡れるのは10人まで、夜間の通行はできない、観光シーズン時には最長2時間待ちになる可能性があるなど、条件はわりと厳しめ。

しかし、それをおしても出かけるだけの価値がここにはあるのです。


河童橋/長野県

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河童橋」は上高地の吊り橋で、梓川に架かっています。長さ約36mの橋は木造で風情のある趣きですが、見どころはやはり橋からの風景。

上流方面では穂高連峰が、下流方向では焼岳が臨め、まさに上高地のシンボルといえます。

名前の由来は諸説ありますが、そのひとつに「昔、河童が住んでいそうな深い淵があった」があります。これがあながち伝説に聞こえないような神秘さを感じる場所です。

明神橋/長野県

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明神橋」も、長野県上高地の吊り橋です。先述の河童橋からは、徒歩で梓川を遡って約1時間、明神岳の麓の明神にあります。

奥地のため人気は少ないのと、橋を渡った先にある明神池が穂高神社奥宮の神域になっていることとが相まって、荘厳な雰囲気をたたえています。

橋の手前から見上げる明神岳の紅葉の美しさは息をのむばかりで、かっこうの撮影ポイントになっています。

桃介橋/長野県

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長野県の「桃介橋」は、木曽川に架かる吊り橋です。長さ247m、幅2.7m。ワイヤーを支える3基の主塔は上部がコンクリート下部が石積みで、デザインが高く評価されています。

橋から眺める木曽谷の風景も格別ですが、中央の主塔の石段から水辺に降りることもできる、軽い水遊びも楽しめます。

ちなみに橋の名前の「桃介」とは、この橋を架けた実業家福澤桃介のことで、彼は一万円札でおなじみの福澤諭吉の婿養子です。

谷瀬の吊り橋/奈良県

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谷瀬の吊り橋」は、秘境で名高い奈良県十津川村の吊り橋です。長さ297m、高さ54mと高所にあり、十津川渓谷を眺めるかっこうのポイントですが、渡るさいには揺れもあるのでご注意を。

また一度に渡れるのは20人までの制限もあるので、高いところが苦手な方は、一人では行かないほうがよいでしょう。

もともとは村の人たちが生活のために自費で架けた橋で、観光名所になったいまも、村の重要な生活道路です。お出かけの際は、村の人たちの往来を妨げないよう心がけましょうね。


奥祖谷二重かずら橋/徳島県

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渡ることができる秘境といえばココ、徳島県の「奥祖谷二重かずら橋」です。シラクチカズラというつる草を編んだ縄で作られた、「男橋」「女橋」のふたつがあることから二重かずら橋と呼ばれています。

周囲は秘境といっても差し支えない、文字通りの原生林。そこに架かる二重かずら橋は、平家の落人が作ったのが始まりという伝説を「いかにも」と思わせる古風さ。都を追われた平家の姫君になった感じが味わえます。

また吊り橋の脇にある人力ロープウェイ「野猿」も見逃せません。人力なので、途中で止めて渓谷の風景を楽しめます。ただし人気が高いため一人は占めしないように。

九重夢大吊橋/大分県

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大分県玖珠郡九重町にある「九重夢大吊橋」は、長さ390m、高さ173mと、有名な「ギザのピラミッド」(約139m)より高く、人が渡れる吊り橋では高さ日本一です。

強固なメインワイヤーにより、大人が一度に1,800人乗っても大丈夫。橋からは雄滝・雌滝の2本の滝が見え、雄滝は「震動の滝」といわれ「日本の滝百選」に選ばれています。

また大吊橋の下に広がる鳴子川渓谷は紅葉の名所。吊橋から見る山々の紅さも格別です。橋全体を見たいという方は展望広場があるので、そちらも忘れずにどうぞ。

綾の照葉大吊橋/宮崎県

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綾の照葉大吊橋」は宮崎県の綾川渓谷に架かる吊り橋で、長さ約250m、高さは142mと世界レベルの規模です。

名前の通り、橋のまわりは国内最大級規模の照葉樹林帯で、1年を通じて青々とした緑が楽しめます。

橋を渡りきったところからはじまる遊歩道は2mに渡って続いており、森林浴にうってつけの場所ですよ。

高さに重きを置いて見晴らしにこだわるもよし、高いのは苦手だから安全第一で風景を楽しむのもよし。どちらにしても、ふつうの橋とは違う「何か」があるのが吊り橋です。

気になる吊り橋があれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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本業は某百貨店などのグルメ系イベント企画。日本全国をめぐりすぎて詳しくなってしまったため、紙・Webなど幅広くグルメ・旅行ライターをやっています。

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