なぜ1位が神奈川に?耐震意識の高い「耐震県」ランキング

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2020/03/20

3人に1人は自分の家の耐震性能がわからない?

「自分の住まいがどの震度まで耐えると思いますか?」という質問では、震度7以上までと回答したのが全体で13.2%に。最多は「震度6まで」の32.6%、次いで「震度5まで」で22.4%となっています。

震度5の地震が起きることも増えていますが、不安ながらも対策の方法もわからないといった状態かもしれません。

「現在の住まいは耐震性能を備えていますか?」という質問では、「はい」が28.9%、「いいえ」が37.3%、「わからない」が33.8%となり、3人に1人耐震かどうかわからないまま住んでいることが判明。ニュースなどで危険を目にする機会が増えていながらも、どこか現実的でない部分もあるのかもしれません。

また「備えている」と回答した割合の高い都道府県は、総合ランキングでも上位の「兵庫」「神奈川」「宮城」となっています。

「耐震性能を備えている」と回答した方に「耐震性能への満足度」を聞いたところ「岡山」「熊本」「広島」「宮崎」「沖縄」と、西日本エリアが上位を独占する結果に。

耐震性能を備えた住まいでも100%の満足感を得ている方は少なく、「兵庫」「神奈川」の耐震意識の高さが伺える結果となっています。

「地震に備えて行っている、または行おうと思っていることは?」という質問では、最も多かったのが「日常品・非常持ち出し品の用意」で63.2%、次いで「家具などの転倒防止策」の43.2%、「避難所の確認」41.2%となっています。

一方で「耐震性の確認」や「住まいの耐震化」については、それぞれ19.0%、9.1%にとどまる結果に。やはり、実際に大地震が発生した時を想定すると、十分とはいえない状況だといえます。

被害状況をどんなに目にしても、完璧で完全といえる対策を行うことは難しいもの。しかし、予測されている災害の被害を最小限に食い止めるためにも、日ごろのチェックは欠かせないといえます。この機会に、ぜひ一度ご自宅の環境を見直してみてはいかがでしょうか。


  • source:PR TIMES
  • image by:Shutterstock.com
  • ※本記事は現段階でのお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内情報および各施設などの公式発表をご確認ください。
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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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