ドライブ旅にも。GWに見ごろを迎える北海道の絶景「桜の名所」7選
桜が丘通り/函館市
例年の見ごろ:4月下旬~5月上旬
五稜郭エリアにある函館市柏木町と松陰町を結ぶ約800メートルの「桜が丘通り」は、道の両側に約100本の桜が植えられてる桜の名所です。
例年、5月初旬の満開時には、道路の両側から桜が垂れ下がりまるで、桜のアーケードのようになります。その光景は見事の一言。アクセスは、市電「柏木町」電停から通りの入口まで歩いて約5分ほどです。
松前公園/松前郡松前町
例年の見ごろ:4月下旬~5月中旬
松前郡松前町にある「松前公園」は、松前城を中心とした公園です。園内には桜だけではなく、バラ、ボタン、アジサイなどいろんな花が咲き誇ります。
「日本さくら名所100選」のひとつでもあり、松前城の天守閣の周りに、約250種およそ約1万本の桜が咲き誇り、例年のシーズンには夜間にライトアップが行われ、美しさを一層引き立てるのも見どころのひとつ。
2021年は新型コロナウイルスの影響でステージイベントなどは中止になり、飲食や物販は「松前城本丸広場」のみで行われます。
また、同スポットには桜の種類を学ぶために作られた「さくら見本園」があるのも特徴で、日本各地から約140種の桜が集められています。アクセスは松城バス停から徒歩で約10分ほどです。
光善寺/松前郡松前町
例年の見ごろ:4月下旬〜5月中旬
松前公園と同じく松前郡松前町にある「光善寺」は、浄土宗の寺院です。約8,000本の桜が咲き誇る名所として有名ですが、特筆すべきは、樹齢300年の「血脈桜」という名の桜の古木があることです。
高さ約8メートル、幹回り5.5メートルの「血脈桜」には、こんな伝説があります。
かつてこの木を伐採することになり、伐採の前夜に寺の上人のところに木の精が現れ、「血脈(法脈を示す系図で極楽への手形)をお授けください」と懇願したそうです。このため伐採が取りやめられ、現在に至るのだとか。
アクセスは、JR海峡線木古内駅から松前ターミナル行きバスで約1時間40分、「松城」下車で徒歩約10分ほどです。
二十間道路の桜並木/日高郡新ひだか町
例年の見ごろ:5月上旬〜5月中旬
日高郡新ひだか町の「二十間道路の桜並木」は、「日本さくら名所100選」のひとつにも選ばれている桜の名所です。
なんと約7kmにわたって桜の道が続きます。その数は約2,200本。ここの桜は例年5月上旬ごろに満開となるため、まさにドライブ旅にぴったりの桜スポットなのです。
アクセスは、JR静内駅から農屋行き道南バスで桜丘小学校前下車、徒歩で約20分ほど。
北海道では全国的にみると桜の開花が遅い地域ですので、4月下旬ごろから見ごろを迎えるスポットがたくさんあります。
なかにはドライブなどでも訪れやすい桜の名所もあるため、3密を避けながら桜を鑑賞しやすいのではないでしょうか。そして訪れる際は感染予防をしっかりと行った上で、桜に癒されたいですね。
- image by:photoAC
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