ワガママ宮城旅なら走ってめぐれ。絶景も楽しめる「仙台城跡」への道
宮城県仙台市の観光名所といえば、まず思い浮かぶのが「仙台城跡」ではないでしょうか。新幹線も通るJR仙台駅からバスも出ており、国内外から多くの方々が訪れます。
しかし、せっかく仙台城跡へ向かうなら、移動しながら周辺の観光地も楽しめる、「旅ラン(旅×ランニング)」でめぐってみることをおすすめします。実は仙台駅周辺には、意外と知られていない観光スポットがいくつも点在しているのです。
今回はJR仙台駅をスタートし、おすすめのスポットをめぐりながら仙台城跡へと走ってみました。どんな場所が経由できるのか、そして目的地である仙台城跡はどんな場所なのか。写真と共に詳しくご紹介します。
※本記事は現段階でのお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内情報および各施設などの公式発表をご確認ください。
仙台駅をスタート!宮城ゆかりのふたりに出会う
ターミナル駅である仙台駅は、地域住民から観光客、ビジネスパーソンまで連日のように大勢が往来します。周辺はショッピング施設やオフィスビルも多いため、周囲に気を付けて走りましょうね。
まず向かったのは、アーケード街となっている「クリスロード」。混雑時には、走らず歩くなどの配慮も必要です。幸いにも取材時は空いていたので、ゆっくり競歩程度なペースで走らせてもらいました。いろいろなお店が両サイドに軒を連ねており、ついキョロキョロ見てしまいます。
そんなクリスロード内にも、ぜひ訪れておきたい隠れたスポットがあります。それが、こちらの「三瀧山不動院」。カフェと回転寿司店に挟まれ、なんとも異様な雰囲気を醸し出しています。
でもよく見ていると、ちょくちょく入ってお参りしている方々が。果たして、どんな場所なのでしょうか?
なかに入ると、本格的なお寺になっています。実はここ、商売繁盛の福の神として知られる仙台四郎のお寺です。仙台四郎の写真や置物もあり、地元の商売人が良くお参りにくるんだとか。
アーケードを出たら、次に向かうのは「勾当台公園」。七夕まつりを始め、イベントでも良く利用される地元民にとって親しみ深い場所です。
そんな勾当台公園内にあるのが、江戸時代に活躍した横綱・谷風梶之助の等身像です。あまり目立たない場所にありますが、ひとたび目にすれば力強さの感じられる像。存在感は抜群でした。
勾当台公園は自然にあふれ、四季折々の草花も鑑賞することができます。タイミングが良ければ、何かイベントが開催されているかも?まさに都会のオアシスといえますね。