車のヘッドライトを消すのはNG?海外では通用しない日本の常識

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2020/02/17

昼間点灯が一般化しつつある/カナダ、フィンランド、ノルウェーなど

image by:badahos / Shutterstock.com

デンマークの他、北欧ではフィンランド、ノルウェー、アイスランドなどの国が、北米大陸ではカナダで日中のライト点灯が義務付けられています。

このように、日本ではあまり馴染みのない昼間点灯ではありますが、世界では一般的になってきているようです。昼間でも、歩行者や他の車両に自身の存在を知らせるという意味でも、確かに昼間点灯は効果的であるように感じます。

では、なぜ日本では普及しないのでしょうか?

それは、バイクとの差別化が理由に挙げられるようです。

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日本では、道路運送車両法が改正された1998(平成10)年の4月以降に作られたバイクは、常時点灯のライトが搭載されています。つまり、車と違いバイクの昼間点灯が義務付けられているのです。

もしも、車も昼間点灯が義務となれば、「車よりも小さく目立ちにくいバイクが認識しにくくなるのではないか」という懸念があるため、日本での車の昼間点灯が進まないのではないかといわれているのです。

このように、日本では一般的ではないことが、海外では当たり前のルールとなっていることがあります。

海外に行く際は、自分の常識が当たり前だとは思わずに、交通ルールなども細かく調べておいた方が良いかもしれませんね。

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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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