もっちもちのソウルフード。みんなが選ぶ、好きな「お餅」TOP5

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2020/01/11

お米から作る「お餅」は、日本人にとっては非常に身近な食べ物のひとつです。

例えば、お正月にお供えする鏡餅は、地域によって異なりますが「鏡開きの日」に食べる、といったように行事にも深く関わりをもっています。

そんな馴染み深いお餅には、さまざまな種類がありますよね。

この度、ランキングサイト「ランキングー!」が9,957名を対象に「好きな餅の種類」について調査を実施。今回は、その調査結果から好きな餅の種類のトップ5をご紹介します。

第5位 のし餅(延し餅・伸し餅)

image by:photoAC

まず、第5位にランクインしたのは「のし餅(延し餅・伸し餅)」です。これは、ついた餅を薄く延ばして板状にしたもののことをいいます。

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こののし餅を四角に切ると角餅、丸くすると丸餅になります。これらの餅に味をつけて食べたり、お雑煮に入れたりする、つまり日本の餅の基本形といったものです。

ちなみに、東日本は角餅が、西日本は丸餅が好まれるようです。

第4位 ずんだ餅

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第4位は、宮城県を中心としたエリアの郷土和菓子「ずんだ餅」でした。ずんだとは、枝豆をすりつぶして飴のようにしたものです。

このずんだを餅にまぶした和菓子で、前述したように宮城県地方、特に仙台市で食べられていましたが、いまではすっかり全国区の人気和菓子となりました。


また、さきほど解説した「ずんだ」は伊達政宗が名付けたという説があるともいわれています。

第3位 草餅

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餅を使った和菓子の代表的なものが「草餅」です。ヨモギを餅に練り込んだ和菓子ですが、その歴史は平安時代にまでさかのぼります。

当時は、ヨモギではなく「母子草」を練りこんでいたそうで、母子餅と呼ばれていたのだとか。いまでは、あんこやきな粉で食べても良し、そのまま食べても良し、という餅を使った和菓子の代表となっています。


第2位 あん餅(あんころ餅)

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第2位には「あん餅(あんころ餅)」がランクインしました。これは文字通り、お餅の中にあんこが入った餅です。

ただし、大福のようにそのままでは食べず、焼いて食べるのが一般的といわれています。ちなみに香川県では、あん餅を雑煮の中に入れる「あんもち雑煮」というめずらしい郷土料理もありますよ。

第1位 わらび餅

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そして、第1位に輝いたのは「わらび餅」です。これはもう定番の餅の和菓子ですね。しかし、わらび餅の餅は通常の米をついたものではなく、わらび粉と砂糖とデンプンを材料にしたものです。これに、きな粉や黒蜜をかけて食べます。

かつて平安時代には醍醐天皇の好物だったといわれており、また、農民の非常食だったのだとか。いまでは奈良県や京都府が名産地として知られています。

お餅は和菓子として人気を集めるほか、年中行事には欠かせない食べ物として親しまれています。

焼いた餅を砂糖醤油で食べたり、お雑煮に入れて食べたり、食べ方のバリエーションも実にさまざまです。地域によっても特色があるお餅、その土地を出向いたときはぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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