香り豊かで、見る人の心を癒す花の絶景「ラベンダー」。その美しく紫色に染まった花々は、初夏にしか見ることのできない景色といっても過言ではありません。

例年、6月から本格的な夏が始まるころまで見ごろを迎えますが、今年も新型コロナウイルスにより、お出かけもままならない状況です。

だからこそ今回は、写真でも楽しめる絶景をピックアップ。全国各地のなかから「関西・中国エリア」のラベンダー畑をいくつかご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

ラベンダーパーク多可／兵庫県

例年の見ごろ：6月中旬～7月中旬

兵庫県にある「ラベンダーパーク多可」は、西日本最大級の広さを誇るラベンダーパークです。

約3.5haの広大な敷地には2万株のラベンダーが咲き誇ります。標高1,005mの千ヶ峰の麓に位置し、千ヶ峰をバックにした広大なラベンダーの眺めはまさに絶景です。

例年は5月中旬～6月中旬にかけて、早咲きのラベンダーであるストエカスラベンダーも楽しめます。

メナード青山リゾート／三重県

例年の見ごろ：6月中旬〜7月中旬

三重県伊賀市にある高原リゾートである「メナード青山リゾート」内には、ラベンダー畑が併設されています。シーズンになると一面が紫色に染まった絶景が広がるのが特徴です。

2021年の開園期間は4月24日（土）から11月30日（火）を予定。6月中旬からはラベンダーが見ごろを迎え、初旬から秋まであたり一面を美しい紫色に染め上げます。

蒜山ハーブガーデン ハービル／岡山県

例年の見ごろ：7月上旬〜8月初旬

「蒜山ハーブガーデン ハービル」の最大の目玉といっていいのがラベンダー畑です。ドリームという品種をメインとした、およそ1万株のラベンダーが咲き誇る光景は、見る人すべてを魅了します。

西日本にしては、少し開花時期が遅いと思われるこのパークのラベンダーですが、この地域の気候に適した方法で栽培されているのが特徴です。このため見た目の美しさだけではなく暑さ・寒さにも強く、飲料や加工品になど適したものとなっています。

まきばの館／岡山県

例年の見ごろ：5月下旬～7月

広さ約5haの県民ふれあい施設である「まきばの館」。ラベンダー園、ハーブ園、レストラン、アスレチック広場、ドッグラン場などの施設を備えています。

ラベンダー園では、例年の5月下旬から早咲きのストエカスラベンダーが咲き始めます。7月に入ると、グロッソ、セビリアンブルー、リチャードグレー、インパレスパープルも。

そして8月に入るとラベンダーセージが美しく開花します。そのほか、アイスクリーム作り体験やさまざまなイベントが楽しめる園です。

見る人の心を癒し、豊かな香りで絶景広がる「ラベンダー畑」。今回ご紹介したラベンダー畑は、花々だけでなくさまざまな楽しみ方ができるスポットばかりです。お近くにお住まいのかたは、花畑に癒されてみてはいかがでしょうか。

• image by:Shutterstock.com（イメージです）
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