日本一のヒマワリ畑。絶景の迷路も楽しめる「北竜町ひまわりまつり」
北海道には壮大な規模を誇る「ヒマワリ畑」がいくつかあります。広大な敷地を使って、たくさんのヒマワリを植え、夏になると生き生きとした黄色で染まる姿は、北海道の夏を代表する景観といえるでしょう。
今回は、そのなかでも北海道雨竜郡北竜町で開催される「北竜町ひまわりまつり」について、その魅力をご紹介したいと思います。
「北竜町ひまわりまつり」とは?

「北竜町ひまわりまつり」が開催される北竜町は、北海道の北空知地方の西側に位置しています。人口はおよそ2,000人弱の小さな街ですが、作付面積で日本一を誇り、ヒマワリを中心とした街づくりを展開。
そんな北竜町で毎年7月~8月にかけて開催されるのが「北竜町ひまわりまつり」です。
祭りは街で最大規模のヒマワリ畑である「北竜町ひまわりの里」で開催され、約200万本ともいわれるヒマワリ畑や世界各国の品種なども見ることができます。
ほかにもさまざまなイベントも開催されており、この時期は街中がヒマワリ一色に!
世界各国のヒマワリを鑑賞!

「世界のひまわりコーナー」では、アメリカ、中国、チリ、フランスなど世界各国のヒマワリを鑑賞できます。これらはすべて地元の中学生たちによって育てられているのだとか。

国が変われば環境も変わり、なかには赤みをおびたヒマワリも。筆者が過去に訪れたときは、一瞬他の植物と見間違えてしまいました!黄色で統一されたヒマワリ畑とは一線を画す景色を楽しむことができますよ。
高台から一面に広がるヒマワリを見る

ヒマワリ畑には、魅力的な鑑賞スポットがたくさんあります。とくにおすすめなのは、東側へ向かってのびる斜面です。
ヒマワリは一般的に東に向かって咲くため、西側からすべての花がこちら側を向く圧巻の景色が見られます。この付近には広場が設けられているので、入りこんで見てみましょう。
また、地上から5〜6mほどの高台に登れば、一面の花畑を見下ろす大パノラマが広がります。約200万本といわれる黄色のヒマワリが敷き詰められており、絶景と呼ぶにふさわしい光景です。