心を癒す四季折々の絶景。全国で彩りを魅せるカラフルな「花の名所」20選
富士山れんげまつり/静岡県富士市
日本の原風景ともいえる「レンゲ畑」を復活させ、後世に受け渡していくことを目指して2014年に開始された「富士山れんげまつり」。ボランティアのレンゲの種まきの成果として、美しい絨毯ができあがりました。
その向こうには、新幹線と富士山を一緒に見ることができ、子どものころに見た絵本のような風景がひろがります。レンゲの見ごろは例年4月中旬~5月上旬です。
- 富士山れんげまつり
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苗代桜/岐阜県下呂市
苗代桜は水田のそばに寄り添って立つ2本の桜(エドヒガンサクラ)です。どちらも樹齢400年を超える古木で、1本は高さが30mを超えています。
この桜は別名「暦桜」とも呼ばれています。昔の人がこの桜の開花を機に苗代を準備したことからこの名前がつけられたのだとか。
2021年の見ごろは終わりを迎えましたが、夜はライトアップされており、水を張った水田に映される姿は幻想的です。
- 苗代桜
- 岐阜県下呂市和佐
芝桜の丘/愛知県豊根村
茶臼山高原にある標高1,358mを誇る「萩太郎山」の山頂付近の丘が、約7種およそ40万株の芝桜に覆われているのが特徴です。芝桜の淡い色と空の青があざやかのコントラスを示します。
山頂の見晴台に向かうリフト(片道約13分)に乗れば、上から桜の絨毯を見渡すことができます。
2021年「臼山高原 芝桜まつり」は5月8日(土)より開催予定です。桜まつり期間には、週末のライトアップが予定されています。
- 芝桜の丘
- 愛知県北設楽郡豊根村坂宇場字御所平70-185
- 2021年5月8日(土)より開催予定
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天王川公園/愛知県津島市
津島市は藤の名所として古くから知られています。公園には約12種114本もの藤があり、開花期には花の香に包まれるのが特徴です。
藤棚の面積は約5平方メートル、長さは275mにおよんでおり、藤棚の下の疎水に美しい姿を映しています。
また、水に浮かぶ花びらも風情があります。例年の見ごろは4月下旬~5月上旬で、毎年「尾張津島藤まつり」が開催されます。
ただし、2021年は公式サイトにて中止が発表されました。
- 天王川公園「尾張津島藤まつり」
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白毫寺/兵庫県丹波市
5種類の幻想的な光が美と芳香を際立たせる「白毫寺」は、約1300年の歴史を持つ古刹です。
境内の奥に幅9mで、全長100mを超える(120m)藤棚があります。花のなかには180cmを超えるものがあり、そのスケールの大きさは圧巻。
藤のシーズンには、例年ライトアップが行われますが、2021年の「第20回白毫寺九尺ふじまつり」の開催は中止が決定しました。
- 白毫寺
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