都内近郊でリフレッシュ。関東エリアで人気を集める「登山」スポット20選
世の中にはいろんなアクティビティがありますが、なかでも「登山」は体を動かせるだけでなく、自然とも触れ合え、絶景を楽しめるなどの魅力があります。
山によっては歩きやすいように「登山ルート」が整備されており、「ロープウェイ」などの乗りものもあるため、初心者でも気軽に楽しみやすいスポットも珍しくありません。
そこで今回は、都内からも比較的行きやすい、関東近郊の人気「登山スポット」をご紹介していきます。ぜひ、コロナ収束後の参考にしてみてくださいね。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
目次
栃木県のおすすめ登山スポット
那須岳(茶臼岳)/栃木県那須郡那須町
那須郡那須町にある那須火山群を一般に「那須岳」といい、さらには主峰である「茶臼岳」の別名でもあります。
標高は1,915m。活火山であるため、硫黄の匂いが強く、緑もあまりありません。それでも雲海を観ることができるなど周囲の景観が素晴らしいため、多くの登山客が訪れます。
登山するには那須ロープウェイを利用します。このロープウェイの終点は茶臼岳の9合目にあり、ここで降りて山頂まで歩いて1時間弱です。
ただし火山であるため岩石が多く、徒歩では登山しにくいため、それなりの装備で登山することをおすすめします。
羽黒山/栃木県宇都宮市
宇都宮市にある「羽黒山」は、標高458.2mの山です。人類が現れる前にいたとされる巨人ダイダラボッチの伝説があり、地元民からは「おはぐろさん」と呼ばれ親しまれています。
山頂からの景観は素晴らしく、気候の条件によっては富士山も望めます。また、山頂には「羽黒山神社」もあり、遊歩道も整備されているため比較的の上りやすい山です。
男体山/栃木県日光市
日光市にある「男体山」は、標高2,486mの火山です。日光連山を代表する山であり、人気の登山スポットのひとつ。782(天応2)年に僧・勝道上人が歴史上で初めて登山したと伝えられています。
山頂には二荒山神社の奥宮があり、ここを目指して麓の湖畔にある日光二荒山神社の中宮祠から登山するコースが一般的です。
信仰の対象でもあるため、毎年5月下旬~10月下旬の登山シーズン(冬は登山禁止)には多くの人でにぎわいます。
群馬県のおすすめ登山スポット
草津白根山/群馬県吾妻郡草津町
吾妻郡草津町の「草津白根山」は、標高は2,160mの活火山です。火山であるため、山頂付近には湯釜、水釜、涸釜といった多くの火口湖が形成されています。とくに湯釜はエメラルドグリーンの湖面が美しく、見どころのひとつ。
かつては、ロープウェイが運行されていましたが、2018年に噴火のため廃止になりました。このため徒歩での登山になりますが「2時間55分コース」というコースで名所をめぐることができます。
榛名山(榛名富士)/群馬県高崎市
高崎市にある「榛名山」もダイダラボッチ伝説がある山です。標高は1,391m、山の南西麓に榛名神社が祀られているなど、古くから山岳信仰されてきた山です。
火山ですが有史以降、噴火の記録はありません。山頂付近までロープウェイが運行されています。徒歩では約40分、ロープウェイを利用すると3分弱で登頂できます。
妙義山/群馬県甘楽郡下仁田町・富岡市・安中市
群馬県甘楽郡下仁田町・富岡市・安中市をまたぐ「妙義山」は、標高1,104mの山です。
奇妙な形の奇岩が数多くあるため「日本三大奇景」のひとつとされています。登山については、歴史的に死亡や遭難事故が数多く起こっているため、難路の登山道とれています。登山の上級者向けの山といえます。