心を癒す絶景は北海道にある。富良野・美瑛でしか出会えない自然をめぐる

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2023/05/19

だんだんと気温が高くなり、季節が変わり始めた今日この頃。梅雨を終えると、本格的な夏がやってきますが、津軽海峡を渡る「北海道」は、それこそ同じ日本とは思えないような過ごしやすい気候が特徴です。

本州とかけ離れているのは、気候だけではありません。道内有数の観光地「富良野・美瑛」エリアは春夏が最も輝く季節で、例年多くの観光客が見事な絶景と心奪われるラベンダーを求めてこの地を訪れます。

おすすめの空港&アクセス方法

まずは、重要なアクセス方法についてご紹介します。地理的に北海道の「へそ」と呼ばれる富良野や、その隣の美瑛へのアクセスは旭川空港が便利です。旭川空港から車で約40分前後で富良野・美瑛エリアまでアクセスすることが可能。

ただし、本州からの航空機の本数が多いのは、圧倒的に新千歳空港です。新千歳空港からは、北海道の中心地札幌を経由して約3時間ほど。

旭川空港を利用して、有名な旭山動物園を組み入れたりするプランにするか、札幌の有名観光スポットを組み入れるプランにするかによって、利用する空港をチョイスするようにしましょう。

「どこかでみたことがある!」がいっぱい

image by:石黒まり花

CMやポスターにも登場する「あの風景」が、北海道の美しい街・美瑛には点在します。

どこを取ってもフォトジェニックな景色が続き、まさにヨーロッパの田舎を感じることができる街。美瑛のそんな雰囲気は、訪れた人誰しもが魅了されてしまいます。

懐かしい、あの「セブンスターの木」

image by:石黒まり花

1976(昭和51)年に、煙草の銘柄である「セブンスター」のパッケージに使われたことで、一気にその名を広めた観光スポットが「セブンスターの木」です。

パッチワークの路を一望できる周辺の景色と相まって、北海道のホンキを垣間見ることができます。


「ぜるふの丘」へ

image by:石黒まり花

ラベンダーといえば、お隣の富良野が有名ですが、渋滞や混雑を避けてゆっくりラベンダーを楽しみたいという人におすすめなのが、この「ぜるふの丘」です。

約8ヘクタールの広大な敷地には、季節に合わせてラベンダーやヒマワリ、ルピナスなどが咲き誇ります。

もうひとつ、おすすめしたい理由としては、なんと入場料が無料であること。

ただし、あまりに敷地が広大なため、ゆっくり見学するには敷地内のカート(有料)を利用するといいでしょう。遠く旭岳や十勝岳連邦を背景に、見事な花畑をゆっくりカートに乗って楽しむことができます。

  • ぜるぶの丘
  • 北海道上川郡美瑛町大三
  • 無料
  • 開園期間:4月下旬〜10月
  • 9:00〜17:00
  • 公式サイト

「新栄の丘展望公園」で美瑛の丘を見渡す

image by:photoAC

北海道らしい「牧草ロール」のかわいいオブジェが映える「新栄の丘展望公園」。

心安らぐ素朴な風景がどこまでも続く、美瑛ならではの観光スポットです。ジャガイモやトウモロコシの畑が夕日に染まる様も美しいんだろうなと感じます。

春夏も美しい「白金青い池」

image by:石黒まり花

美瑛市街から少し車で走ること約30分。「北海道自然百選」にも選ばれた道道966号線・白樺街道の見事な景観を楽しみつつ、絶景スポットの「白金青い池」も必見です。

美瑛川を砂防工事中に、突然生まれたといわれる神秘的な池で、「美瑛ブルー」の青と立ち枯れのカラマツが見事にマッチした、幻想的な雰囲気が特徴。

時間や天気、気温、周囲の木々の色なんかも影響することで、見える色に違いが出るのだそう。

夏のピーク時間帯はこのブルーを求めて周辺が大渋滞するため、可能なら早朝に訪れて朝もやがかかった池を鑑賞するのがおすすめです。

ラベンダーといえば「ファーム富田」へ

image by:石黒まり花

美瑛の見事な絶景をいっぱい楽しんだあとは、南下して、ラベンダーで有名な富良野を目指しましょう。

富良野市街には無料で鑑賞できるラベンダー畑がたくさん点在しますが、やはりおすすめはラベンダー観光の元祖的な存在「ファーム富田」。

花畑をみるのはもちろん、食べる、買うと、なんでもそろっている富良野一の観光スポットです。

春~秋にかけて、さまざまな花が咲き誇る

image by:石黒まり花

長い冬がようやく終わりを迎え、桜が咲き始めるのがGW(ゴールデンウィーク)のころです。

ファーム富田の花畑は、水仙やチューリップの開花からスタートします。その後、6月は見渡す限りの芝桜、7月は日本一といっても過言ではないラベンダー、8月~9月は秋の風物詩コスモスポピーなど、晩秋までさまざまな花が咲き続けます。

とはいえ、やはりファーム富田で一番人気のお花といえば、7月のラベンダーでしょう。

1958(昭和33)年に、天然香料の原料としてラベンダーを栽培してからしばらくは、地元のかたのみぞ知るローカル的な存在でした。

それから1976(昭和51)年に旧国鉄のカレンダーに採用されたのを契機に、いまでは北海道一の人気観光スポットに!

image by:石黒まり花

園内は「彩りの丘」「トラディショナルラベンダー畑」「倖(さきわい)の畑」「花人の畑」と大きく4つのエリアに分かれ、広大な敷地にラベンダーの香りが漂っています。

「ポプリの舎」で絶景を見ながら一休み

image by:石黒まり花

広大な敷地をくまなく見るとなると、最低でも3時間はほしいところ。夏は涼しい北海道といえど、富良野は内陸に位置するため、真夏の徒歩での観光は汗が出てくることも。

そんなときは、無理せず少しカフェで一休みをしてみましょう。おすすめは地元の食材をふんだんに使用した軽食が楽しめる「ポプリの舎」。

「男爵いものじゃがバター」や「ラベンダーソフト」などの定番物はもちろん、中富良野産クリーン米「ななつぼし」に地元野菜を使った「季節の野菜カレー」も絶品です。

ファーム富田にちなんだお土産物もたくさん!

image by:石黒まり花

ラベンダーが咲き誇る富良野の7月は、有名な富良野産メロンの最盛期。施設内のお土産物屋さんには、本州で購入するのに比べたらびっくりするほど、割安な価格の富良野産メロンが数多く並んでいました。

同所のラベンダーからとった、エッセンシャルオイルを使ったグッズも必見。筆者が訪れたときは、入浴剤やスキンケア商品などは、施設内の「花人の舎」と「香水の舎」の品ぞろえが豊富でしたよ。

ラベンダーの見ごろを踏まえると、富良野・美瑛をダブルで訪れる場合のベストシーズンは7月~8月。一方で、夏は緑一面だった「美瑛の丘」が、真っ白な銀世界に変わる様を見ることができる、冬の観光もまた格別ですよね。

  • ファーム富田
  • 北海道空知郡中富良野町基線北15号
  • 公式サイト

このエリアの観光スポットは広範囲に点在しているため、自由に動くことのできるレンタカーがおすすめです。

また、札幌や旭川から日帰りで訪れることも可能ですが、時間に余裕のあるかたはお洒落なペンションに宿泊して、ゆっくり回るのも素敵な旅になるはず。

どの時期に訪れても日本離れした風景を存分に楽しむことが出来る富良野・美瑛。日本の素晴らしい観光地を改めて探してみたいと思っている方にはぜひおすすめですよ。

  • image by:Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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元々インドア派だったはずが『恋する惑星』でウォン・カーウァイにハマり、初めての一人旅は上海へ。カメラ片手にどこへでも行くアクティブ旅女子になりました。現在は大学院に通いつつフリーライターとして、旅・アート・美容・ファッションをメインに活動しています。

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