愛知屈指の紅葉名所。江戸時代から続く絶景スポット「香嵐渓」へ
香嵐渓はいつ訪れても美しい!
紅葉で彩られる秋に美しさが増す香嵐渓ですが、実は1年中いつ訪れても楽しめることはあまり知られていません。人混みを避けたいときは、紅葉と時期をずらして香嵐渓を訪れるのもおすすめです。
春の香嵐渓は緑が最も美しい季節。鮮やかな緑色に染まる飯盛山や、もみじのトンネルに加えて山々に春を告げるカタクリの花が咲き誇ります。
香嵐渓はカタクリの花の群生地としても有名で、例年3月下旬から4月上旬にかけて薄紫の花が広がっています。
夏になると涼を求めての川遊びが盛んになります。自然に囲まれた香嵐渓は驚くほど涼しく過ごしやすい気候ですよ。鮎釣りを楽しんだり、バーベキューができるキャンプ場やバンガロー巴川上流にあります。
もみじの葉が落ちたあと、冬の香嵐渓も絶景。観光客が少なくなり、散策をしやすい時期でもあります。しっかりと防寒をして出かけましょう。冬は特に足助の町並み歩きがおすすめで、情緒たっぷりでタイムスリップ気分に浸れます。
足助町の古い町並みを歩こう
香嵐渓と合わせて立ち寄りたいのが足助町の古い町並みが残るエリアです。
足助町は伊那街道の中継地点として栄えた歴史があり、いまも江戸時代の町並みが色濃く残されています。愛知県内では初めて重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
江戸時代の雰囲気を残しながらも整備された町並みが約2kmに渡って続く足助の町並みは、香嵐渓を訪れた際の散策にぴったり。軒下にぶら下げられた提灯や、屋根に掲げられたレトロな看板がとてもフォトジェニックです。
香嵐渓で古き良き日本を感じよう
東海地区きっての名所である香嵐渓は何度訪れてもまた行きたくなる魅力あふれるエリアです。紅葉の美しい時期を狙って訪れるのはもちろん、人の少ない時期に美しい町並みと自然を満喫するのもおすすめです。
足助町と香嵐渓を歩いていると、「日本ってこんなにきれいな国なんだ」と改めて感じること請け合い。ぜひ日本国内の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。
- image by:Shutterstock.com
- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。