自然に囲まれたスローライフを。日本の「居心地のいい地域」ランキング

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2021/04/09

日本に数ある人気観光地。著名なホテルや神社仏閣、施設などの名称から覚えがちですが、別の角度からフォーカスしてみると、実は地域そのものの居心地の良さが高いという点も見えてくるようです。

宿泊予約サイトBooking.com(ブッキングドットコム)が、数百万件を超えるクチコミから「Traveller Review Awards 2021」を発表。

今回で9年目となる本アワードから、「日本で最も居心地の良い地域ランキング」をご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

緑いっぱい!ニューノーマルな時代の旅先は雄大な自然に囲まれた地域が人気に

第10位 山之内町/長野県

image by: Shutterstock.com

長野県の北東寄りに位置し、人気観光地である「志賀高原」を有する「山之内町」が10位にランクイン。

大自然に囲まれ、登山やハイキング、ウィンタースポーツのメッカである山之内町ですが、温泉の多さも評価のポイントとなりました。

その数は外湯のみで60カ所に迫り、温泉施設となると160カ所に届きそうなほど。

国指定の天然記念物である「渋の地獄谷噴泉」「志賀高原石の湯のゲンジボタル生息地」や、登録有形文化財の「金具屋旅館」「よろずや旅館」など、温泉地でゆったりと過ごすだけで名所めぐりも兼ねられてしまうのが魅力です。

第9位 妙高市/新潟県

image by: Shutterstock.com

雄大な妙高山を中心にたくさんのスキー場があり、ソチオリンピックのスキージャンプ銅メダリスト・清水礼留飛さんの出身地としても知られる「妙高市」が9位にランクイン。スキーを目的に訪れる旅行者が圧倒的に多い市のひとつです。

国民保養温泉地である「関温泉」「燕温泉」を持つ「妙高高原温泉郷」をはじめリゾートホテルも多く、冬時期の過ごしやすさは抜群。


日本の滝百選に選出された「苗名滝」や「惣滝」など自然の名所も堪能することができます。

実は、YouTuberで知られるHIKAKIN(ヒカキン)さんの出身地としても、ジワジワと名前が広がっています。

第8位 小谷村/長野県

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続いては、長野県の特別豪雪地帯であり、9位の妙高市を超える大型スキー場がそろっている「小谷村」がランクイン。

東を標高2,000m級の山々、西は「白馬連峰」を有する標高2,500m級の山々に挟まれ、地域のほとんどを森林が占めるという「森の村」です。

森林セラピー基地」にも認定されるほど、木々の癒しを感じられる場所でもあり、居心地の良さはお墨付き。

温泉や高原、森の中でのアクティビティなど、大人から子どもまで自然と一体となった遊びを満喫することができます。

第7位 豊岡市/兵庫県

image by:Rei Imagine / Shutterstock.com

7位には兵庫県内で最も面積が広い市であり、県を代表する温泉地「城崎温泉」のある「豊岡市」がランクイン。

絶滅危惧種であった「コウノトリ」が野生のまま生息しているのは、国内で豊岡市が最後の場所であり、県を代表する事業として繁殖や共生が行われていることが知られています。

城崎温泉郷の風情あふれる街並みをはじめ、国の天然記念物である洞窟群「玄武洞」、アトラクションも豊富な水族館「城崎マリンワールド」。

さらに小京都とも名高い城下町が残る「出石伝統的建造物群保存地区」など観光名所も多く、温泉と共に堪能できるのが魅力です。

第6位 軽井沢町/長野県

image by: Shutterstock.com

日本を代表する避暑地であり、多くの別荘が立ち並ぶ長野県の「軽井沢町」が6位にランクイン。

夏の涼しさは折り紙付きで多数の大企業が保養施設を持ち、リゾートホテルなど宿泊施設の充実度も群を抜いています。

雄大な山々や景勝地といった自然から、巨大アウトレットにショッピングモール、美術館や記念館にグルメまで、楽しむことに事欠かないのも魅力。

毎年数百万人の旅行者が訪れるというのも納得できる、国内屈指の人気観光地です。

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