【2021年】梅雨を彩る、美しい紫陽花(アジサイ)~京都府の名所7選

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2021/06/05

宇治川のほとりに立つ古刹でさまざまな種類のアジサイを愛でる

宇治市・恵心院

見ごろ:6月上旬~7月上旬

宇治川の中州、橘島にかかる美しい橋、朝霧橋のたもとにたたずむ古刹です。当寺の中興の祖 恵心僧都源信は『源氏物語 宇治十帖』のヒロイン 浮船が宇治川に入水した折に助け、新たな道を進ませた横川の僧都のモデルといわれています。

こちらは先代の住職が「お寺が年中、花であふれるように…」と境内に数多くの花々を植えたことから「花の寺」としても有名。6月になるとカシワバアジサイやクレナイ、アナベル、スミダノハナビなど様々な品種のアジサイが境内の小径を美しく彩ます。 

■■information■■ 
恵心院
京都府宇治市宇治山田67
0774-21-3942
拝観時間:9:00〜17:00
拝観料:無料(本堂の拝観は不可)

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SNSでも大人気! 花手水で有名なアジサイの名所

長岡京市・柳谷観音 楊谷寺

見ごろ:6月上旬~7月上旬

長岡京インターチェンジ(京都縦貫自動車道)から、どんどん山道を進んでいくと突然、緑の中に突如現れる立派なお寺が柳谷観 楊谷寺(ようこくじ)です。

平安時代より眼病平癒の祈願所として、天皇家や公家など高貴な方々から庶民まで眼病に悩む人々に信仰されてきた歴史ある寺院。特に境内から湧き出る弘法大師空海ゆかりの霊水「独鈷水(おこうずい)」が、眼病に霊験があるいわれ「眼の観音様」とも呼ばれています。

こちらは四季折々の花が美しいのですが、特に6月になると境内には約30種、合計5,000株ものアジサイが咲き、境内の雰囲気や山の空気と相まって荘厳な雰囲気に包まれます。


諸堂をめぐりながら美しい紫陽花を見るのも楽しみで、「あじさい回廊」と呼ばれる書院から奥之院まで続く美しい回廊の両側にはガクアジサイやアナベルなどが、また日陰には日本古来のヤマアジサイ、日向にはセイヨウアジサイが咲き、お寺で「ナナイロアジサイ」とよばれている、数日かけて七変化する美しいアジサイも見られます。

そして柳谷観音といえば「花手水」!手水を彩る四季折々の花はSNS映えも抜群で、その美しさからファンも多いんです。こちらはアジサイバージョン。グラデーションが美しい~。

6月6日から限定発売される龍手水御朱印帳

6月6日(日)〜7月4日(日)は「あじさいウィーク」を開催。期間中は上書院の特別公開やあじさいウィーク限定御朱印の授与、ワークショップやあじさいまつりの開催などイベントも開催されます。詳しく楊谷寺のHPをチェックしてくださいね。

■■information■■ 
柳谷観音 楊谷寺 
京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
075-956-0017
拝観時間:9:00〜16:00
拝観料:無料
あじさいウィーク (6月6日~7月4日) 700円/上書院・寺宝庫(入場制限があります)800円

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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