京都産でフレッシュな「与謝野ポップ」の香りをビールで楽しもう!
「HOP-UP BEER」でホップの香りを満喫しよう!
初収穫から6年。軌道にのってきた与謝野ホップですが、今はホップの六次産業化(収穫から加工、流通・販売まで手がけること)を考えているのだとか。
「そこで販路を自分たちで開拓していくためにも2019年に京都与謝野酒造を作り、与謝野ホップを使ったHOP-UP BEER(ホップアップビール)を造りはじめました。」
それでは、生の与謝野ホップをたっぷり使ったHOP-UP BEERをご紹介しましょう~。
まずはレギュラーのハレバレゴールデンから。まず、缶がかわいい!もちろん藤原さんのデザインです。
「ネーミングやラベルで与謝野の自然を表現したいと思って。与謝野町の青空と大江山連峰を背景に、そこに暮らすシカ、オオタカを描きました。裏にはロゴとホップちゃんが並んでいるんですよ。」
グレープフルーツのような柑橘系の味とホップの香りがガツンときます!「大手ビールの11~12倍ものホップをたっぷり使用しているので、ぜひグラスに注いで香りを楽しんでくださいね。」
続いては夏限定の涼風ゴールデン。「こちらは与謝野に暮らすシカとカエルを描きました。ハレバレゴールデンより苦味を少し抑えた軽めのビールですよ。」
若草のような生ホップの香りが魅力的。さらっとして夏にグビグビッと飲むのにぴったりですね。 エスニックや中華料理などとも相性がよさそうですよ。
それぞれ350ml 550円。ECサイト、与謝野町の一部の酒販店、道の駅などで購入することができます。
※涼風ゴールデンは人気のため一時、出荷を休止中。次回の出荷は8月12日ごろ以降の予定
ところで気になってたのが、HOP-UP BEERは缶しか造っていないということ。
「ホップは日光に弱いので、これだけのホップの量を使っていると瓶詰にすると劣化しやすいんです。それにアルミはリサイクル率が高いですし、瓶に比べて軽いので輸送エネルギーも節約できます。
また、アウトドアで楽しんで欲しいと思っているのですが、瓶は割れるとケガをしますし、欠片が放置されると動物たちが食べたり踏んでケガをしたりするので、動物にダメージを与えないためにも缶にしています。」
自然環境やそこで暮らす動物達にも配慮しながら造っているんですね。
これからの与謝野ホップ
六次産業化を考え作られた京都与謝野酒造。現在は信頼が置けるビール醸造所に依頼をして醸造をしてもらっていますが、来年には自社でビールを醸造できるそうですよ。
また、秋には京都のクラフトビール醸造家の方々と「京都スタイルビール」を発表する予定。これはフレーバービールではなくて、京都のホップの香りや良さを活かしたビール。どんなビールになるのか楽しみです。
生のホップの香りの素晴らしさと、日本発祥のビールをぜひ堪能してくださいね。
■■INFORMATION■■
京都与謝野酒造
住所:京都府与謝郡与謝野町字与謝855
hopup@yosanobeer.jp
- source:KYOTO SIDE
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