季節限定の絶景湯も。暑い夏こそ入りたくなる、大分県「冷泉・ぬる湯」温泉5選

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2021/08/20

温泉大国の日本でも、トップクラスの温泉大国として「おんせん県」とも呼ばれている大分県。全国1位の湧出量を誇り、「別府温泉」や「湯布院温泉」など有名な温泉郷も数多く存在しています。

温泉といえば秋冬のイメージが強く、夏はあまり入らないというかたも多いかもしれません。

そんななか、注目したいのが低温の温泉です。温泉のメッカである大分県で「冷泉・ぬる湯」の温泉から、珠玉の5選をご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

10℃台から心地良いぬる湯まで、バラエティ豊かに勢ぞろい!

山の宿 霊泉 寒の地獄旅館(13~14℃)

image by:PR TIMES

江戸時代末期の1849(嘉永2)年に開場・開湯が行われた歴史的な名湯であり、創業は1928(昭和3)年という老舗「山の宿 霊泉 寒の地獄旅館」。

毎分2,160リットルという豊富な湧出量を誇り、美肌効果の高い源泉かけ流しのお湯を堪能することができます。

特徴は、温泉だけでなく「冷泉」も用意されているところ。7~9月のみの期間限定で、その温度は13~14℃と、夏にぴったりのヒンヤリ温泉。入浴後に身体を暖めることができる「暖房室」も完備されています。

通常温度の温泉であり、桧湯・切石湯の「互久楽湯」に入浴した後には「ちょっとぬるめの冷泉」へ。

源泉から引湯された、冷えすぎていない冷泉でほてりを落ち着かせます。好みの冷泉をチョイスして「温冷交互浴」を楽しんで、自律神経から「ととのう」体験を。

  • 山の宿 霊泉 寒の地獄旅館
  • 大分県玖珠郡九重町田野257番地
  • 0973-79-2124
  • 公式ホームページ

赤川温泉 赤川荘(25℃)

image by:PR TIMES

久住山の赤川谷奥エリアにて、10数カ所の自然湧出が確認されている「赤川温泉」。その歴史は非常に古く、源頼朝の時代であった1185年に「巻狩り」を演習していた兵士が発見したと伝えられています。


その源泉は、硫化水素と炭酸ガスが同時に共存するうえ、カルシウムやナトリウム、マグネシウムなど数々のイオンをふんだんに含有している良質なもの。エメラルドグリーンのカラーも幻想的で「美肌の湯」としても名を馳せています。

温度はぬるめの25℃と、絶妙な心地良さの「冷鉱泉」。とはいえ、その硫黄含有量は全国の鉱泉と比較してもトップクラスであり、「日本三大天然湯の花」と高い評判を獲得するほど。

限定販売の湯の花「くじう湯の華」もあり、自宅で手軽に温泉を満喫することもできます。

ラムネ温泉館(32℃)

image by:PR TIMES

古来より湯治が盛んに行われていた「長湯温泉」。その源泉は、温泉治療学の研究者・松尾武幸博士も「飲んで効き 長湯して利く 長湯のお湯は 心臓胃腸に血の薬」と詠うほど高い効能を持ち、「世界屈指の炭酸泉」と絶賛されています。

豊富な炭酸ガスにより、シュワシュワとした泡が沸き上がるお湯からは、夏に美味しい炭酸ジュースを連想してしまうもの。見事な名称の「ラムネ温泉」は、稀有な二酸化炭素の湯泡を存分に感じることができる施設です。

温度は32℃と、長く入っているのも苦にならない絶妙なぬる湯。気持ちの良い温度と炭酸に身を任せているうちに、身体の芯からしっかりと温まることができ、炭酸泉の温浴効果をたっぷりと享受することができますよ。

七里田温泉館 木の葉の湯「下湯」(36.1℃)

image by:PR TIMES

長湯温泉に続き、高濃度の炭酸泉が多く点在している「七里田温泉」。火山である「くじゅう連山」が織り成す大自然に囲まれた山里をロケーションに、「秘湯」とも称される魅力にあふれているのが「木の葉の湯」です。

なかでも、天然の源泉に一切手を加えることなくかけ流しにしている「下湯」は、かけ流しにも関わらず入浴に支障のない温度が魅力。炭酸による泡が身体をびっしりと包み込む感覚は、温泉マニアたちの間でも大注目を浴びています。

炭酸泉のなかでも高温に位置する温度といわれていますが、その数値は37度前後と、暑い時期の入浴にはベストな適温。なんと飲泉も可能といい、炭酸や鉄分の独特な味が身体の内側からも健康効果を発揮してくれるのを感じられます。

  • 七里田温泉館 木の葉の湯「下湯」
  • 大分県竹田市久住町大字有氏4050
  • 0974-77-2686
  • 公式ホームページ

壁湯天然洞窟温泉 旅館 福元屋(39℃)

image by:PR TIMES

さかのぼること300年以上もの古来より自噴しているという天然の温泉が堪能できる「旅館 福元屋」。その名の通り、屋根のように岸壁が突出し、まるで洞窟のような光景のなかで湯浴みを味わえる、迫力満点の「壁湯天然洞窟温泉」です。

季節限定となる「蛍見の湯」は、むき出しの岩肌や川と隣接したロケーションなど、そのすべてが大自然そのままの風格を保っているのがなによりの魅力。

かつての先代が手彫りで作り上げたという女性専用洞窟風呂や、別棟の内風呂「切り出し湯」「隠り国の湯」も雰囲気たっぷりです。

弱アルカリ性低張性の柔らかな泉質が心地良い温泉は、39℃とぬるめの温度。胃腸などへの効能がある飲泉も可能で、心癒される風景や自然光のもと、のんびりと温浴を満喫することができます。

  • 壁湯天然洞窟温泉 旅館 福元屋
  • 大分県玖珠郡九重町大字町田62-1
  • 0973-78-8754
  • 公式ホームページ

大分県には夏だからこそ楽しめる温泉がたくさん点在しています。とはいえ、泉質豊富な大分県だからこそ温泉は一年中楽しむことができますので、新型コロナウイルスが落ち着いたころにあらためてゆっくりと堪能するのもいいかもしれませんね。

その際はぜひ、今回ご紹介した温泉旅館などを参考にしてみてくださいね。

  • source:PR TIMES
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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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