【2021年】京都・秋風に揺れる鮮やかなコスモス鑑賞スポット6選
30種類ものコスモスが楽しめる!
京都府立植物園@京都市
見ごろ:10月中旬~11月中旬
京都府立植物園は、日本最初の公立総合植物園として大正13年に開園した歴史ある植物園です。4,500品種もの植物が植栽されている西日本最大級の観覧温室をはじめ、秋にはイロハモミジなど紅葉も美しく、また、ピクニックにぴったりな広大な大芝生地もあり子供から大人まで楽しめます。

こちらのコスモスは10月中旬からが見ごろ。植物園会館前や北山広場、洋風庭園東側で見られますよ。種類も豊富で、八重咲きや筒咲きなど形の変化に加え、ピンク、赤、白、黄、オレンジなどカラフルな花色の約30品種、4,000~5,000株が植栽され、11月中旬まで楽しめます。


こんな八重咲きのかわいいコスモスもあるんですね。こちらは「ダブルクリックシリーズ」。花色も豊富で豪華な印象のコスモスです。花弁が筒状になるなど変化も楽しめるそうですよ。こちらも10月中旬から見ごろです。
園内にはさらに鮮やかな黄花を咲かせる「イエローキャンパス」や「コスミックイエロー」も見られるそうですよ。
また、これからの季節はコスモスのほか、シュウメイギク、サルビア、ケイトウ、バラなど、秋の色鮮やかな花々で園内が彩られます。10月20日~11月15日に大芝生地特設展示場で開催される「菊花展」も必見。大菊、小菊、古典菊など様々な種類の菊約300鉢が咲き誇ります。
■■立ち寄り情報■■
京都府立植物園は、地下鉄からも近いのでそのまま電車で京都市内を観光もおすすめですが、せっかくなら周辺を歩いてみるのもおすすめです。
賀茂川を眺めながら北上すれば、京都最古の神社「上賀茂神社」が。厄払いから縁結びまで、行かなきゃ損のパワースポットです。自然と神々にエネルギーをいただいて英気を養ってみては?
■■INFORMATION■■
京都府立植物園
住所:京都府京都市左京区下鴨半木町
電話:075-701-0141
時間:9:00~16:00(受付)
入園料:一般 200円/高校生 150円/中学生以下 無料/70歳以上・障害者の方(要証明書提示) 無料
定休日:年末年始
「幻の都」に咲くコスモスにうっとり
恭仁宮跡(山城国分寺跡)@木津川市
見ごろ:10月下旬~11月上旬
京都府木津川市。ここには奈良時代中期に平城京から遷都された「恭仁京(くにきょう)」という都がありました。万葉集にも登場していますが、わずか数年で遷都されたため“幻の都”と呼ばれています。
恭仁宮跡の東側一帯には、白やピンク、赤など色鮮やかなコスモスが咲き競います。幻の都で咲く一面のコスモスを前に、万葉の世界に浸ってみては?
■■立ち寄り情報■■
恭仁京から車で南へ約20分のところには、奈良との県境付近にある当尾(とうの)の里が。こちらはたくさんの磨崖仏や石仏、古刹があり、中でも岩船寺や浄瑠璃寺はアジサイや紅葉で有名なスポットです。自然たっぷりの道をハイキングしながら、+αの秋の景色を堪能してみてください。
当尾の里の記事はこちら
■■INFORMATION■■
恭仁宮跡(山城国分寺跡)
住所:京都府木津川市加茂町例幣
昔ながらの風景とともに見るコスモス&彼岸花
美山かやぶきの里@南丹市
見ごろ:9月中旬~10月中旬
豊かな自然に囲まれ、昔ながらのかやぶきの民家が残る「かやぶきの里」。ここは南丹市美山町に位置し、39棟のかやぶきの建物が軒を連ねています。四季折々の景色も楽しめ、日本の原風景を色濃く残す集落として、平成5(1993)年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
そんなかやぶきの里では、コスモスと彼岸花の両方を見ることができますよ。かやぶきの民家を背景にパシャリ。まさに日本昔話に出てきそうな、和やかな雰囲気が素敵ですね。
こちらはあぜ道に咲く彼岸花。咲いている数は多くありませんが、集落の景色とともに眺めてみるのも風情がありますね。雑念を捨てて、ぼんやり過ごしてみるのもいいかもしれません。
■■立ち寄り情報■■
美山町に来たら、花を見て帰るだけではもったいない!ぜひ、かやぶきの里全体を楽しんでくださいね。集落内にある「美山民族資料館」では、約200年前の中層農家住宅が忠実に再現されていて、母屋や納屋を見学することができます。実際に中を覗くと、たくさん発見がありますよ。
美山「かやぶきの里」を徹底解剖した記事はこちら
■■INFORMATION■■
かやぶきの里
住所:京都府南丹市美山町北
電話:0771-75-9030 (南丹市美山観光まちづくり協会・水曜定休)
- source:KYOTO SIDE
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