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サントリーはやっぱりスゴい。世界に誇る「酒文化に貢献した人物」ランキング

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2022/02/12

いまや世界に誇る、日本の酒文化。日本国内のみならず海外でも、日本のお酒は高い人気を誇ります。日本酒は海外への輸出品として評判高く、国内にある酒蔵などは訪日外国人旅行者の観光スポットとしても人気です。

今回は、株式会社酒文化研究所が、酒好きほぼ100人に聞くアンケート「酒飲みのミカタ」から、日本の酒文化、その歴史に大きな足跡を残してきた「巨人」たちとその逸話の数々をご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

トップはあの創業者。いまも社風に生きるチャレンジ精神

image by:共同通信PRワイヤー

アンケートは「日本の酒文化に貢献した人物」をあらかじめ10名ピックアップし、そのなかから特に貢献したと思う人物を3名まで選ぶ形式です(以下、氏名はすべて敬称略)。

「みんなで選ぶ酒文化の巨人ランキング」で、栄えある第1位、トップに輝いたのはサントリーの創業者で知られる、鳥井信治郎。得票数を見ると唯一、7割越えという圧倒的な得票数でした。

鳥井信治郎は、1879(明治12)年、大阪・船場で両替商の次男として誕生。のちに、洋酒も商う薬種問屋だった小西儀助商店へ奉公に出ました。そして、20歳で独立して鳥井商店を開業し、葡萄酒の製造を始めました。

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1906(明治39)年、店名を「寿屋洋酒店」に変更。翌1907(明治40)年に発売した「赤玉ポートワイン」が大ヒット商品となりました。

赤玉ポートワインは、これまで「すっぱくて渋い」と日本人に嫌われていたワインを日本人の口に合うように調合したのに加え、新聞広告で大々的に告知。その後、日本初となる美人ヌード写真を使った広告ポスターを作ったことで、世の中の話題をさらいました。

image by:Colin Hui/Shutterstock.com

1924(大正13)年に、山崎工場(現在のサントリースピリッツ山崎蒸留所)を稼働し、日本初の本格ウイスキー作りを開始。1929(昭和4)年にはビール事業にも乗り出しました。

日本における洋酒の礎を作ったうえ、新しいことに次々と取り組むチャレンジ精神、生前よく口にしていた「やってみはなれ」の言葉は、いまもサントリー社内のDNAとして引き継がれています。


『マッサン』のモデル、灘の「宮水」発見者も

続いて、第2位となったのは、ニッカウイスキーの創業者である竹鶴政孝でした。NHKの連続テレビ小説『マッサン』のタイトル、そのモデルとなった人物で知られます。

竹鶴政孝は、スコットランドでウイスキーの製造を学んで帰国した後、寿屋(現在のサントリーホールディングス)でウイスキー作りに携わりました。その後、独立してニッカウイスキーを創業。サントリーとともに、日本のウイスキーの高品質さを世界に広めました。

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第3位には、神戸・灘の銘酒「櫻正宗」酒蔵6代目で「宮水」を発見した6代目・山邑太左衛門がランクイン。

自社にある2つの工場で常に一方が美味しい酒に仕上がることに着目し、徹底比較することで“水”の違いが酒の善し悪しを左右する事実を突き止め、これが今日に至るまで「宮水」とされています。現在も灘五郷にある多くの酒蔵が、仕込み水としてこの宮水を使い、銘酒を作り続けています。

同率3位に入った作家の開高健は、かつて寿屋(現在のサントリーホールディングス)の宣伝部に所属。『人間らしくやりたいナ/トリスを飲んで/人間らしくやりたいナ/人間なんだからナ』の名コピーを作った人物です。

作家としては、芥川賞を受賞した『裸の王様』やルポルタージュ文学の名作で『ベトナム戦記』など、数々の文学作品を残しましたことで知られます。

酒文化の巨人ぞろい、数々のエピソードにも注目

第5位には、ウイリアム・コープランドが選ばれました。明治初期、横浜にキリンビールの前身であるスプリングバレーブルワリーを開設した人物です。

そして、第6位は「日本ワインブドウの父」と称される川上善兵衛です。明治時代に岩の原葡萄園(新潟市上越市)を開園して本格的なワイン製造を行いながら、マスカット・ベリーA種などの独自品種を開発しました。

その他、日本における酒文化に功績を残した人物として、醸造学者で歌人として知られ、日本の酒業界で長らく指導的な役割を担った坂口謹一郎

続いて、1987(昭和62)年に清酒ブームのなかで日本初の「全量純米酒」の蔵に戻して純米酒復権をリードした小川原良征、雑誌『酒』を創刊して多くの作家たちの飲みぷりを格付けした「文壇酒徒番付」で知られる佐々木久子、酒造技術者で高品質な日本のワインづくりで先頭に立って「ウスケボーズ」の師匠的存在である浅井昭吾、自家醸造解禁運動をリードしつつ海外で清酒の製造も指導した穂積忠彦らがいます。

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酒好きほぼ100人が選んだ、酒文化の巨人たちのランキング。日本酒をたしなむ際、それぞれの人物たちの功績やエピソードなどを知ることで、よりそのお酒が美味しく感じられるはずです。

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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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