絶景が集まる花の祭典!見るだけで癒される「ガーデンフェスタ北海道2022」
毎年、日本国内のさまざまな場所で行われている「全国都市緑化フェア」というイベントをご存じでしょうか。
公益財団法人・都市緑化機構が主催する、国内最大級の緑のイベントで、全国各地で行われます。このフェアは都市部において緑の大切さや美しさを伝え、緑を作り、守り、育てる花と緑の祭典です。
1983(昭和58)年から開催され続けてきた「全国都市緑化フェア」は、2022年で39回目を迎えます。
第39回目の会場には北海道恵庭市が選ばれました。緑豊かな北海道ですが、このフェアが開催されるのはなんと36年ぶり2回目のことです。
緑とガーデンの本場ともいうべき恵庭市で今年の6月から開催される「ガーデンフェスタ北海道2022」、その概要に迫ってみましょう!
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
「ガーデンフェスタ北海道2022」とは?
「全国都市緑化フェア」は、行われる都市ごとにイベントの愛称が変わります。その都市をイメージしやすい名前が付けられていたり、イベントのメインとなるような愛称が付けられるのが通常。
2019年の長野県では「信州花フェスタ2019~北アルプスの贈りもの~」という言葉が使われていたり、2023年に仙台で予定されているフェアの愛称は「未来の杜せんだい2023~Feel green!~」であったりします。
「ガーデンフェスタ北海道2022(第39回全国都市緑化北海道フェア)」は、その名の通り「ガーデン」がひとつのキーワードです。
北海道は大人気の「ガーデン街道」を始めとし、数多くの美しいガーデンが集まる土地。豊かな自然と天然の森を生かした美しいガーデン作りが盛んな北海道で、フェアの中心にガーデンが据えられるのはイメージにぴったり。
開催期間は2022年6月25日(土)から7月24日(日)まで。北海道の春の花がもっとも美しい時期ですね。フェア当日、会場は約700種類、約13万株の花々で満たされる予定です。
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開催されるのはガーデンシティ「恵庭市」
「ガーデンフェスタ北海道2022」の舞台に選ばれたのは、北海道恵庭市。札幌市から電車で約30分、新千歳空港までも約20分程度の場所に位置する郊外の都市です。
恵庭市は「ガーデンシティ」をかかげ、花の街として全国的にも有名。中規模の都市であるにも関わらず、街中のいたるところで緑に触れることができるまさにガーデンシティです。
フェアのメイン会場となるのは恵庭市の新しい観光地としてオープンしたばかりの「はなふる」です。はなふるは7つの異なるテーマを持つガーデンを中心に、道の駅や直売所、恵庭の観光案内所などがそろう複合施設。
ガーデンはハーブ畑のような素朴なものから、カラフルな丘のガーデン、絵本に出てくるような小さな果樹園を持つガーデンなどさまざま。フェアの期間中は「はなふる」内でイベントが催される予定です。
50もの「ハンギングバスケット」が!
ロマンティックな空間演出「ハンギングバスケット」。このハンギングバスケットとは、植物の鉢を壁に飾ったり、天井からカゴで吊るしたりする展示方法のことです。
色とりどりのお花で空間を彩ることができる他、香りを楽しむのにもうってつけのハンギングバスケットが「はなふる」に登場予定。それも約50個!
ハンギングバスケットはコンテスト方式で、一般より募集されたものが飾られる予定となっています。約50個ものハンギングバスケットが並ぶ様子は想像しただけでも心が踊りますね。