【京都3エリア観光】ハートのお寺&巨大ジャンクションからグルメまで一挙紹介!
宇治田原町ってどんなまち?
京都府の南東部に位置する宇治田原町は、鎌倉時代より宇治茶の栽培を行う、知る人ぞ知る日本緑茶発祥の地です。古くから山城地域と奈良・近江を結ぶ交通の要衝でもあり、豊かな自然と歴史スポットが点在しています。
また、地図で宇治田原町の形をみてみると、なんとハートの形をしているという、まさに“ハートフル”なまちなんです。
宇治田原町で穏やかな時間を満喫!おすすめ観光スポット
お寺にハートの窓!?フォトジェニックな正寿院
ハート型の窓がキュートな「正寿院」。実はこの形、猪の目の形に似ていることから猪目と呼ばれている日本古来の伝統文様なのです。約1400年前から社寺の建築装飾として使用されており、災いを除いて福を招く意が込められているのだとか。
また、視線を上げると日本の風景と花をテーマに描かれた160枚の日本画が天井を埋め尽くしています。鮮やかで美しい天井画を寝転んで眺めることもできますよ。
▶お寺とハートのアツい関係とは!? “ハート窓”の正寿院へGO!
日本緑茶の祖・永谷宗円誕生の地
江戸時代、現在の宇治田原町湯屋谷でお茶の栽培に携わっていた永谷宗円が、新芽の茶葉を蒸して焙炉と呼ばれる加熱式の作業台で手揉み乾燥させる製茶技術(青製煎茶製法)を考案し、現在の日本緑茶製法の礎を築きました。
復元された永谷宗円の生家の内部には製茶道具や当時の焙炉跡が保存されており、土・日・祝日のみ内部が公開されています。
▶ご存知でしたか?お茶の京都・山城エリアは日本茶(抹茶・煎茶・玉露)のふるさと
末山・くつわ池自然公園内で憧れのトレーラーハウス体験
全国森林浴の森100選にも選ばれている「末山・くつわ池自然公園」内には、宇治田原町で唯一のキャンプ場があります。
公園内には3つのキャンプ場やバンガロー、冷暖房完備のトレーラーハウスなどの宿泊施設のほか、ニホンザルに出合える動物舎や釣り堀、テニスコート、森林散策路、ハートの展望台などの楽しいスポットがたくさん。また、バンガローやトレーラーハウスはデイキャンプの休憩所として利用もできます。
春の桜&秋の紅葉ベストスポット
田原川沿いに咲く憩いの桜
郷之口地区から岩山地区にかけての田原川沿いに整備され遊歩道「やすらぎの道」では、約270本の桜の下を歩くことができます。4月中旬まではソメイヨシノ、5月ごろには一部の場所(中学校〜岩山山下橋)で八重桜が見ごろを迎えます。
宇治田原町の隠れ紅葉スポット 猿丸神社
三十六歌仙の一人として知られる猿丸大夫を祀る猿丸神社。一ノ鳥居をくぐり本殿へ抜ける紅葉道では、猿丸大夫の作といわれている「奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋は かなしき」の歌を連想させるような見事な紅葉が楽しめます。
宇治田原町で高級宇治茶をいただこう
高級宇治茶でほっこりタイム。お茶の郷 木谷山の「緑茶セット」
国道307号線沿いにある「お茶の郷 木谷山」でいただける「緑茶セット」は、お団子と一緒に高級宇治茶をリーズナブルにいただけます。お茶は甘みとコクの強い煎茶「喜峰」か、玉露のうまみが詰まった「祇園」のどちらかから選ぶことができますよ。
▶宇治茶の郷・宇治田原町で日帰りドライブ〜話題の正寿院とお茶を巡る旅〜
宇治田原町を車でグルっと堪能コース
宇治茶の郷を日帰りドライブ
取材で京都府内を駆け巡る、KYOTO SIDEライター陣が宇治田原町のおすすめドライブコースをご紹介。ハートの窓で話題のフォトジェニックな「正寿院」や、さまざまなお茶体験が楽しめる観光交流施設など、ギュッとまちの魅力が詰まったコースをオススメします。
▶宇治茶の郷・宇治田原町で日帰りドライブ〜話題の正寿院とお茶を巡る旅〜
- source:KYOTO SIDE
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