「源泉かけ流し」と「天然温泉」の違いは?全国のいろんな温泉ランキング

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2022/08/01

全国のいろんな温泉ランキング

「温泉大国」日本の中でも、最も温泉の数が多い都道府県は一体どこなのでしょうか。

都道府県それぞれの温泉地数、源泉数、湧出量などの項目をそれぞれに確認できるのが、環境省の「令和元年度温泉利用状況」です。こちらから算出された「温泉地数ランキング」を見てみましょう。

温泉地数ランキング第1位:北海道

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1位を獲得したのは、意外にも「北海道」。実は北海道ならではの大自然に裏打ちされた、圧巻の温泉地が非常に多く点在しているのです。中でも、豊富な泉質に出会える「登別温泉」は、全国的な知名度も高い温泉地のひとつです。

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温泉地のみならず、源泉の噴き出す「地獄谷」も有名な登別温泉に続き、日本で最も北に位置する「稚内温泉」、観光都市として多くの人が集まる札幌からも1時間ほどでアクセスできる「定山渓温泉」も人気を集めています。

源泉数ランキング第1位:大分県

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それでは「源泉数」となると変化はあるのでしょうか。未だ使用されていない「未使用源泉」を含めた数で見てみると「大分県」の圧勝という結果となりました。

さらに「湧出量」部門でも、全国温泉湧出量の約10.9%を持つ大分県が1位となっています。

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「おんせん県」と名高い大分県がトップを独占したこのランキングですが、1位以下を見てみると2位には鹿児島県、5位には熊本県がランクインしているのがポイント。九州地方は源泉天国といえそうです。

もっとも有名な「日本三名泉」は?

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続いては、知名度や効能、歴史などの点で群を抜き「日本三名泉」と名高い3つの温泉に着目。

有馬温泉」「草津温泉」「下呂温泉」が日本三名泉に当たるといわれていますが、それぞれの名勝は耳にしたことがあっても、実際の位置はどこにあるのかご存じでしょうか。


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日本三名泉の中で、最も知られていたのが「草津温泉」。長野県にほど近い群馬県吾妻郡草津町に位置し、東京からもアクセスしやすいことから多くの人に愛されています。

街の中心を彩る「湯畑」をはじめとした景観、また巨大な板を使用する「湯もみ」文化なども魅力。

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一方「下呂温泉」そして「有馬温泉」の位置がわかる人の割合は、ちょうど同率という結果に。

岐阜県の中ほどにあたる下呂市に位置する「下呂温泉」は、別名「美人の湯」と呼ばれるほどの美肌効果が有名。なめらかなアルカリ性のお湯は、ずっと浸かっていたくなる心地良さです。

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兵庫県神戸市という観光都市にあるのが「有馬温泉」。赤褐色の「金泉」、透明の「銀泉」を持ち、「療養泉」と呼ばれる環境省指定の主成分9つのうち、なんと7つもの成分を持つ突出した効力の温泉に出会うことができます。

「日ごろの疲れを取りたい」と温泉旅行の計画を立てるとき、本来の定義を知ることでより良い選択に役立つ温泉用語たち。「天然温泉」「源泉かけ流し」などの言葉をしっかりと頭に入れてから、改めて温泉地を眺めてみるのも面白いかもしれませんね。

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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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