絶景が待つ、本州最北端へ。青森県「津軽半島&下北半島」周遊の旅

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2022/08/05

本州の最北端の地「下北半島」とは?

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続いて、青森県の右上の半島、下北半島を見てみましょう。下北半島は国定公園にも指定されている本州の最北端の地です。

太平洋、津軽海峡、そして陸奥湾と3つの海に囲まれた下北半島は絶景スポットの宝庫。有名な大間のマグロが水揚げされる場所でもあり、グルメスポットとしても有名。

パワースポットとも地獄とも取れるあの山は下北半島にあるんです。では早速、訪れるべきスポットを4つ見ていきましょう。

下北半島で訪れるべきスポット3選

大間崎

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函館市まで約17kmのところにあるのが本州最北の地「大間崎」です。天気が良い日は海の果てにうっすらと北海道を確認することもでき、最果てに来た!という気持ちを強く感じられます。

風が強く荒れた海で、命をかけて釣り上げられるのが大間のクロマグロ!かつて釣り上げられたという約440kgの巨大なクロマグロのモニュメントが置かれています。

クロマグロのモニュメントと並んでいるのは、それを釣り上げる漁師の腕の像。一本釣りに人生をかける漁師たちの町なのですね。

大間崎周辺は、その漁師たちによって釣り上げられたばかりのマグロが食べられるお店がいくつもあるので、グルメを堪能するためにもぜひ訪れましょう。

恐山

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言わずと知れたパワースポットである「恐山(おそれざん)」も、この下北半島に位置しています。恐山といえばイタコのイメージが強く、なんとなく怖い場所と思っている方が多いかも知れませんね。実際の恐山は、風光明媚な場所で見どころも多いんですよ。

高野山、比叡山と並び「日本三大霊場」といわれる恐山は、死者の魂が集まる場所とされています。明るい雰囲気で山も美しいのですが、ところどころに「あの世」を思わせる仕掛けが。


三途の川にかかる橋、川の側にいて衣服を剥ぎ取る奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)…やはり恐山はあの世を体験できる場所なのでしょう。

その他、石を積み上げ続けなければいけない「賽の河原」や「血の池地獄」、「無間地獄」などあの世を思わせる場所がたくさん。

仏ヶ浦

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恐山であの世を体験した後は、この世の天国か?と思うほど美しい景勝地へと足を運びましょう。

平舘海峡に面した海岸線のちょうど中央付近にある「仏ヶ浦(ほとけがうら)」は、国の天然記念物にも指定されている奇石の絶景が見られる場所です。

海に削られてできた白い奇石が並び、その先にエメラルドグリーンの海が広がる光景は下北半島きっての景勝地。岩にはそれぞれ仏教にちなんだ名前が付けられているのは、魂があの世から帰ってくる際、最初に立ち寄る場所がこことされているからなのだとか。

海の側で足場が悪いので、必ずスニーカーなど歩きやすい靴で出かけましょう。また、遊覧船に乗って海の上から仏ヶ浦を眺めるのもおすすめです。自然の力と仏教が融合した神秘的なパワースポットをぜひ訪れてみましょう。

  • 仏ヶ浦
  • 青森県下北郡佐井村長後 縫道石国有林地内
  • 公式サイト

絶景と不思議がつまった青森の旅へ

大自然の絶景と不思議な言い伝えの残るスポットが点在している青森県の2つの半島をめぐる旅。

本州最北の地で出会う光景は、どれも美しく神秘的で強く印象に残るものばかり!グルメもあわせて、青森の旅をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

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元々インドア派だったはずが『恋する惑星』でウォン・カーウァイにハマり、初めての一人旅は上海へ。カメラ片手にどこへでも行くアクティブ旅女子になりました。現在は大学院に通いつつフリーライターとして、旅・アート・美容・ファッションをメインに活動しています。

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