【2022】秋の始まりを告げる紅蓮の花ー京都府の彼岸花スポットー
段々畑を彩る秋の景色
スイセンとヒガンバナの丘@綾部市
見ごろ:9月初旬(10日ごろ)~中旬(20日ごろ)
綾部市の水源の里・市志(いちし)にある「スイセンとヒガンバナの丘」では、春にスイセンが、秋に彼岸花が周囲を彩ります。
見ごろになると、段々畑の斜面にたくさんの彼岸花が咲き、下から見上げる景色は見応えがあります。この丘は、過疎化・高齢化が進む市志集落の活性化を目指して2012年につくられたのだそう。
場所は市志公民館から約1kmのところにあります(案内板あり)。彼岸花の咲く初秋の里山をお楽しみください。
※見学の際はマスクの着用や周りの方との距離を保ってお楽しみください。
■■立ち寄り情報■■
スイセンとヒガンバナの丘から車で約40分のところには、シャツやストッキングなどで有名なグンゼ株式会社が運営する企業ミュージアム「グンゼ博物苑」がありますよ。
2019年には未来蔵がリニューアルされ、最先端のメディカル技術を体感できちゃいます。日常生活の身近なものが、実はグンゼが開発したものだったなんて!と発見の連続になること間違いなし。
グンゼ博物苑の記事はこちら↓
実は知らなかったことだらけ!みんなが知っている、あの「グンゼ」の博物苑へ行ってみた
■■INFORMATION■■
スイセンとヒガンバナの丘
住所:京都府綾部市五泉町宮ノ腰24(公民館)
電話:0773-42-9550(綾部市観光協会)
定休日:なし
料金:無料
知る人ぞ知る花の名所で彼岸花ウォッチ
平野神社@京都市
見ごろ:9月中旬~下旬
桜のスポットとして有名な平野神社は、毎年多くのお花見客でにぎわいます。実はこちらは桜だけでなく、さまざまな花が見られる隠れた名所。彼岸花もそのひとつで、境内の南側にある桜苑を中心に、南門の周辺や神社の周りの道路など至るところで見られますよ。
そして、赤い彼岸花だけでなく白い彼岸花も多く咲くのだそう。赤く映える彼岸花もきれいですが、白い花を咲かせるとまた違った美しさで、なんとなく気持ちが引き締まりますね。
また、よーく観察すると、うっすらとピンクがかった花もあるので探してみてください。境内には彼岸花のほかにもさまざまな花が咲いているので、一緒に楽しむのもおすすめです。
■■立ち寄り情報■■
平野神社から西へ15分ほど歩くと、金閣寺や仁和寺などが並ぶ「きぬかけの路」があります。そのきぬかけの路の道中には、2018年にリニューアルオープンした「京都府立堂本印象美術館」も。
こちらでは日本画家・堂本印象が自らデザインした建築物をはじめ、日本画や彫刻、染色など多岐にわたる印象の作品が見られます。
堂本印象美術館の記事はこちら↓
建築好きも必見!この秋はアートにあふれた京都府立堂本印象美術館へ
■■INFORMATION■■
平野神社
住所:京都府京都市北区平野宮本町1番地
電話:075-461-4450
時間:境内自由
定休日:なし
料金:無料
公式ホームページ
秋の亀岡を彩る新名所!
曽我部町(ひがん花の里)@亀岡市
見ごろ:9月中旬〜9月下旬
亀岡市・曽我部町は、江戸時代中期に再建された京都府登録文化財・穴太寺(あなおじ)がある場所としても有名。このあたりでは、近年「ひがん花の里」として写真愛好家のみならず、たくさんの人が彼岸花を見に訪れます。
9月中旬になると、田畑を囲うように彼岸花が咲き、稲刈り前の時期には、黄金色の稲穂と真紅の彼岸花が並んだ光景が見られます。
亀岡市で毎年実施される「亀岡市観光写真コンテスト」では、亀岡の観光をテーマにした写真が多数応募されています。KYOTO SIDEで掲載している受賞作品は、いずれも穴太寺の南側に広がる田んぼの畔で撮影されたものだとか。
さらに、穴太寺付近では変種として白色の花を咲かせることがあるそうですよ。
■■立ち寄り情報■■
西国三十三所21番札所の「穴太寺」の本堂に祀られている釈迦如来涅槃像は、撫で仏としても知られていて、自分の病と同じところを撫でると病気平癒のご利益があるとされています。布団の中で安らかに眠る姿に心が洗われます。京都府の名勝に指定されている美しい庭園も見ものですよ!
穴太寺も紹介している珍しい仏像の記事はこちら↓
■■INFORMATION■■
所在地:京都府亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46
問合せ先:穴太寺
問合せ電話番号:0771-24-0809
彼岸花について
問い合わせ先:JR亀岡駅観光案内所
問い合わせ電話番号:0771-22-0691