こんな日本にうんざり…来日した中国人が戸惑いを隠せなかったこと

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2023/07/12

文化が違う場所へ行くと、いままでの当たり前が通じないために、戸惑ってしまうシーンもあるはず。例えば、日本国内でも地域が違うだけで、その土地ならではの文化に触れて、驚くこともありますよね。

それは世界へと視野を広げてみると、来日した外国人のなかには日本独自のカルチャーに驚くことがある様子。そこで今回は、来日中国人の皆さんに、日本に来て驚いたことを聞いてみました。

敬語ってそんなに大事?

image by:Unsplash

日本では会社の上司など、目上の人に対して「敬語」を使うことがありますよね。学生時代に学ぶ言葉遣いのひとつですが、来日した外国人のなかには、この敬語などの使い分けが難しいと感じる人も少なくない様子。

例えば、中国では「敬語」を使わないそう。もちろん目上の人に対する丁寧な言い方や単語は存在しますが、日本語特有の「丁寧語」や「謙譲語」「尊敬語」といった、難しい使い分けはないのだとか。

「日本のように丁寧語や尊敬語など、明確に敬語の使い方は分かれていません。なので最初は難しくてちょっとうんざりしました。どの人に、どの言葉を使えばいいのかすぐわかる日本人はスゴいですよね。中国ではちょっとした使い分けはありますが、基本的にお互いの年齢関係なく同じ話し方でOKです」(中国出身)

思ったことをズバズバいわないの?

image by:Unsplash

敬語の使い方など、知らない文化に接したときは戸惑ってしまうことが当たり前。だからこそ来日中国人の皆さんは、日本での異文化にカルチャーショックを感じながら、母国の良さもあらためて実感したことがあるようです。

「中国人は裏表がないので、コミュニケーションが率直でわかりやすいです。でも、日本人は『NO』といえない人もいますよね。だけど中国では嫌なことは嫌というので、人間関係は中国のほうがかなり楽だと思います。もちろん日本人のいいところは気が使えることなので、優しい人が多いですよね」(中国出身)

「中国では、気を使わずにズバズバと発言します。上下関係があまりなく、自分の要求をダイレクトに人に伝えるから、たまにケンカになることもありますけどね(笑)だからこそ日本人のほうが相手のことを考えて行動できていると思います」(日本出身)

中国では誠意を持って、思ったことを素直にいうことが、仲良くなれるコツなのかもしれませんね。もちろん日本人の相手を思いやる気持ちはとても大切。


来日中国人の皆さんも、さまざまなカルチャーショックをうけながらも、日本人の思いやりにとても感動したという声も聞こえてきました。今後、どんな異文化が見つかっていくか、これから楽しみですね。

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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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