2位は韓国、1位は?旅行サイトのユーザーレビューで選ばれた2024年の「ベスト観光地」

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2024/02/10

5位 サパ/ベトナム

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ベトナムの高原リゾートとして知られる「サパ」が5位を獲得。首都ハノイからおよそ250km、標高1,600mの山間部に位置していることから、冬は珍しい「雪の降るベトナム」に出会えることもある街です。

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綺麗な空気と美しい自然の景色が広がり、まるで避暑地のような雰囲気が魅力。今も手仕事で整えられているという見事な棚田や、フランス統治時代を思わせる教会や建築群など、さまざまな文化が織り成す絶景はサパでしか出会えないものばかり。

また、村を訪れるツアーに参加し「モン族」「タイー族」「ザオ族」など少数民族の暮らしに触れることも可能。ダウンタウンへ足を運べば、ベトナムにヨーロッパの風味も加わったグルメと共に、今も脈々と文化を受け継ぐ姿に感銘を受けるひとときを過ごせます。

4位 パラワン/フィリピン

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フィリピン最西端の州「パラワン」が4位を獲得。州全域がユネスコ世界遺産の「パラワン生物圏保護区」に指定され、「フィリピン最後の秘境」「世界で最も美しい島」と誰もが大絶賛する、天国のような島です。

動物たちと触れ合える「カラウィット自然保護区」image by:Shutterstock.com

世界遺産ということもあり、その大自然はほとんどが手つかずのまま。絶滅危惧動物が暮らす「カラウィット自然保護区」や、ボートツアーに参加できる「プエルトプリンセサ地底河川国立公園」など、地球の息吹を感じられる見どころが詰まっています。

そして、パラワンの魅力といえば海。7,500カ所を超えるフィリピンの島々において最も美しいと言われるほどの透明度を持ち、エメラルドグリーンやコバルトブルーの海に囲まれながらダイビングを楽しんだり、漁村を散歩したりとリゾートを満喫することができます。

3位 ハロン湾/ベトナム

ユネスコ世界遺産にも登録されている「ハロン湾」image by:Shutterstock.com

3位にランクインしたのは、ユネスコ世界遺産として知られるベトナムの「ハロン湾」。2,000カ所にも及ぶ大小の奇岩が続く大海原が特徴で、「龍が降り立つ場所」という意味を持つ名称の通り、絵画のような絶景に出会うことができます。

ハノイから4時間ほどの距離で驚きの光景を体験できるため、観光客の9割がハロン湾にも足を運んでいるほど。何世紀もの時間をかけて形作られた石灰岩の島々や洞窟といった幻想的な風景は、見惚れてしまうこと間違いなし。

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日帰りのツアーだけでなく、ゴージャスな宿泊クルーズに参加することも可能。滞在しなければ体験できない時間帯のアクティビティや、時間によって変化する空や海の色を満喫したり、船上でのクルーズ料理など、忘れられないステイを堪能することができます。


2位 ソウル/韓国

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韓国の経済と文化の中心地「ソウル」が2位に登場。韓国ポップカルチャーが世界を席巻するなど人気はさらに上昇し、訪韓外国人観光客はひと月で20万人を超える勢いに。首都ソウルはその観光人気を牽引するエリアとなっています。

街は「東大門デザインプラザ」などの近未来デザイン建築群に加え、ユネスコ世界遺産地「昌徳宮」や「景福宮」、「曹渓寺」といった歴史的な仏教寺院や古宮などが混在し、生活感溢れる「露天市」など独特の雰囲気も相まって刺激的なメトロポリスとして進化。

観光客に人気のショッピングエリア「明洞」image by:CatNipMan/Shutterstock.com

韓国料理グルメの名店や、最先端の「韓国インテリア」で統一されたお洒落でキュートなカフェの数々、格安~ブランドまで入手できるショッピングエリアまで、都市を楽しむスポットも多数。治安も良好で、今後はさらに人気が伸びると予想されています。

1位 東京/日本

image by:Samuel Ponce/Shutterstock.com

堂々の1位を獲得したのは、日本の首都「東京」。これまでの人気に加え、長きに渡る円安も相まって東京観光に訪れる観光客はさらに激増。ハリウッドの名だたるセレブリティも毎日のようにお忍びで訪れるほど注目を集め続けています。

観光客でにぎわう「浅草寺」image by:Shutterstock.com

数々の神社仏閣に皇居御苑などの伝統的な史跡、豊洲市場などの歴史あるスポットに加え、ポップカルチャーに溢れた街や東京スカイツリーに美術館・博物館といったエンタメ性の高いスポットまで、海外人気の高い訪問先も満載。

街の清潔感や日本人の人柄などが高く評価され、最先端のラグジュアリーホテルから民泊まで宿泊の選択肢も多く、長期滞在をする人も多数。居心地の良いステイと共に、体験し尽くせないほどの名所があることもリピーターに繋がっています。

今回の結果を受け、トリップアドバイザー編集責任者サラ・ファーシャインは「旅行者は芸術や文化の活気がある場所やトップレベルのレストラン、多くの体験を提供してくれる目的地に惹かれている。パンデミックが明け、観光規制緩和でアジアへの関心も回復。旅行者たちの積極的に外に出て探索をしたい気持ちが表れています」とコメントしています。

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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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