神秘的な8つの池を巡る…世界遺産「忍野八海」で出会える絶景

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2024/05/17

一番霊場「出口池(でぐちいけ)」

一番霊場「出口池」image by:photoAC

忍野村に到着したら、まずは観光案内所で観光マップを入手しましょう。記念スタンプなどをいただくこともできますよ。案内所で忍野八海の歴史や巡り方などの情報を入手したらいざ出発!最初に目指すのは一番霊場の「出口池」です。

出口池は村の中心から少し離れた場所にあり、徒歩12分ほど。道はきちんと舗装されているので、トレッキングが初めてでも心配いりません。

「山中出口稲荷神社」image by:photoAC

忍野八海の中でもっとも大きな池である出口池。水が透き通っている様子がよくわかります。静かな林の中にある出口池は神聖な雰囲気抜群。すぐ近くには山中出口稲荷神社もあるので、合わせて参拝しましょう。

二番霊場「お釜池(おかまいけ)」

古い水車の案内看板 image by:photoAC

出口池から徒歩15分ほどの場所にあるのが「お釜池」です。中心部の方へ向かって歩いて行きましょう。古い水車を活かした案内看板が建てられているので、お見逃しなく。

二番霊場「お釜池」image by:photoAC

お釜池は、まるで釜の中でお湯が沸騰しているように湧き出すことから名付けられた名前とされています。それほど水が豊富に湧き出しており、現代でも失われることなく続いています。

忍野八海でもっとも小さい池ですが豊富な水量が魅力です。深さは4mもあり、水面が濃い青色に見えるのが特徴です。

三番霊地「底抜池(そこなしいけ)」

三番霊地「底抜池」image by:photoAC

三番霊地は「底抜池」です。お釜池のすぐ目の前にある「榛の木林資料館」の敷地内にあるので合わせて見学させていただきましょう。入館料は300円となっています。

茅葺屋根の民家が現存する「榛の木林資料館」image by:Shutterstock.com

榛の木林資料館は現存する忍野村最古の茅葺屋根の民家が見られる資料館。当時の家財道具や武具などが展示されており見応え抜群です。

この敷地内の奥にひっそりとあるのが底抜池。昔ながらの庭園、木々が生い茂る場所にひっそりとある底抜池は、眺めているとまるでタイムスリップしたかのような感覚が味わえますよ。


  • 榛の木林資料館
  • 山梨県南都留郡忍野村忍草265
  • 0555-84-2587
  • 入場料:大人(中学生以上)300円/子供(小学生以下)150円/幼児(1歳以上~幼稚園児)100円 ※団体割引(15名以上)-50円
  • 定休日:不定休 ※悪天候・冠婚葬祭時はお休み
  • 開館時間:9:00~17:00
  • ホームページ

四番霊場「銚子池(ちょうしいけ)」

四番霊場「銚子池」image by:Shutterstock.com

榛の木林資料館のすぐ裏手にあるのが、四番霊場の「銚子池」です。この池は忍野八海の中で唯一水が湧き出す様子が見られる池なんですよ。

透き通った池をじっと見てみると、底で砂が巻き上がる様子が見られます。本当に地下から湧いている水なんだなと感動すること間違いなし!

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