神秘的な8つの池を巡る…世界遺産「忍野八海」で出会える絶景
五番霊場「湧池(わくいけ)」
銚子池から徒歩5分ほどの場所にあるのが「涌池」。五番霊場です。忍野村の中心にある涌池は、忍野八海の中でも一番人気の高い池なんだとか。
にぎやかな場所にある涌池は、美しい深い青色の水面が特徴!池の中を泳ぐ魚たちの姿もはっきりと見ることができます。その名の通り、湧き出す水の量が一番多いのがこの涌池なんだとか。
六番霊場「濁池(にごりいけ)」
涌池のすぐ側にあるのが「濁池」です。濁池という名が付けられているものの、現在見られる水はきれいに透き通っています。
名前の由来は濁池を舞台とした伝説から。村の飲料水として使用されていた池に、あるみすぼらしい行者が訪れました。
行者は地主に一杯の水を頼みましたが、行者はそれを拒みます。すると美しかった池の水がたちどころに濁ってしまったのだとか。この伝説を元に、濁池という名が付けられました。
七番霊場「鏡池(かがみいけ)」
濁池から涌池を超えた先に位置するのが七番霊場の「鏡池」。水量は多くないものの、晴れた日の水面には富士山が映り込むことから鏡池と名付けられたのだとか。
水量が少ない分水面も穏やかで、映り込む富士山は絶景ですよ。朝早い時間帯が一番逆さ富士が見られるんだとか。
鏡池には善悪を見分ける力があると言い伝えられています。なにかに迷っている時に訪れて鏡池を覗き込んでみれば、進むべき道がわかるかもしれませんね。
八番霊場「菖蒲池(しょうぶいけ)」
最後の霊場が「菖蒲池」。鏡池からは徒歩2分ほどの場所にあります。菖蒲池はその名の通りアヤメの花が見られる池です。アヤメの花が開花するのは5月ごろ。
富士山を望む絶好のスポットでもあることから、5月には多くの観光客が訪れます。菖蒲池と名の由来になったアヤメ、そして富士山という絶景を求めてぜひお出かけしてみてくださいね。
神秘的で美しい!忍野八海へ出かけよう
今回は東京からの日帰り旅行にもおすすめの「忍野八海」をご紹介しました。神聖な雰囲気を残す富士山麓の忍野八海。8つの池を回れば全身にパワーが湧いてくるような気がするので不思議です。
週末、どこかに出かけたいなあという時、絶景がみたいなあという時、パワースポットでエネルギーをチャージしたいなあという時にぴったりの忍野八海へぜひお出かけしてみては?
- 忍野八海
- 山梨県南都留郡忍野村忍草
- 0555-84-4222(忍野村観光協会)
- 忍野村観光協会ホームページ
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