薄くて急速充電も。旅行で重宝する「小さくて速い」モバイルバッテリー5選
旅に欠かせないアイテムはいろいろとありますが、旅の思い出づくりやより充実した旅にするにはスマートフォン共にモバイルバッテリーも忘れてはなりません。すでに大容量のものを用意しているという方も多いことでしょう。
でも大容量モバイルバッテリーといえば、「重い」「かさばる」といったマイナスなイメージが拭えないのも事実。そのため、もう一つ身軽に持ち運べるコンパクトサイズのものも常備しておきたいところです。
では旅に持っていく「セカンドモバイルバッテリー」はどんな機能があるものが良いのでしょうか?
旅に持っていく「セカンド」モバイルバッテリーを選ぶ3つの基準
【1】200g以下で持ち運びやすさ重視であるか?
旅先に着いてから観光地巡りなど、身軽な格好で出歩くときの持ち歩き用としては軽くて薄いものを選ぶのがベスト。重量の基準としては200g以下がおすすめです。
【2】20W以上の急速充電に対応しているか?
旅先でうっかりバッテリーが切れてしまったときには、いかに急速充電してくれるかが大事。一般的なモバイルバッテリーの出力W数は5Wほどですが、最大出力18〜30Wほどのものを選ぶのが重要なポイントです。
【3】5000mAh以上でプラグ・ケーブル内蔵またはMagSafe対応になっているか?
セカンドモバイルバッテリーとはいえ、スマホ1回以上のフル充電ができる容量は外せません。そのためには基準として5000mAh以上がベストでしょう。
また、モバイルバッテリーは持ってきたけどプラグやケーブルを忘れた!なんてことはありがち。そんな時には電源プラグに加え、Lightning端子やUSB-C端子、MagSafeが内蔵されているものを選べば簡単にサクッと充電できて便利なのです。
それではこれらの3つのポイントを元に、おすすめのモバイルバッテリー5選をご紹介していきます。
1つじゃ足りない。「セカンドモバイルバッテリー」を持つならどれがおすすめ?
Anker 511 Power Bank(PowerCore Fusion 5000)/4,990円
まずご紹介したいのは、『Anker』の人気シリーズ「PowerCore Fusion」がリップスティック型の超コンパクトサイズになった「Anker 511 Power Bank(PowerCore Fusion 5000)」です。
「PowerCore Fusion」シリーズは、USB急速充電器とモバイルバッテリーが一体型になっており、家でも外出先でもこれ一つあればOKという優れもの。一つで二役してくれると家に溢れるコード類が減るのでありがたいんですよね。
本体への充電は、内臓のプラグをコンセントにさすだけで2.5時間で満タンに。「あ!充電するの忘れてた!」と焦って起きた日でも、朝の準備に2時間かかる私なら十分充電できるのでうれしい限りです!
気になる最大出力は20Wで、最新機種のiPhone 15シリーズの急速充電も可能。一般的な5W出力の充電器と比べてみると、最大3倍も速く充電できるということですから※、サクッと充電を済ましたい外出先では重宝すること間違いなしです。
※Anker調べによるiPhone 15を0%から30分充電した場合との比較
リップスティックと比べても一回りか二回りほど大きくなったぐらい。これだけコンパクトながらも期待以上の仕事をこなしてくれる「Anker 511 Power Bank(PowerCore Fusion 5000)」は、お気に入りのリップと一緒にポーチに忍ばせておきたいアイテムです。
【商品情報】
- Anker 511 Power Bank(PowerCore Fusion 5000)
- 本体価格:4,990円
- バッテリー容量:5000mAh
- 重量:170g
- 最大出力:20W
- コネクタタイプ:USB Type-C
- カラー展開:ブラック/ホワイト/ピンク/ブルーの全4色
- 公式Amazonページ
Anker Nano Power Bank(22.5W, Built-In USB-C Connector)/3,490円
3つ目ご紹介したい『Anker』商品は、「Anker Nano Power Bank(22.5W, Built-In USB-C Connector)」です。
USB-C端子が一体型となっているデザインなので、スマホ本体の差込口にさすだけで充電がスタート。端子部分は折り畳み式なので、持ち運び時に私物を傷つけてしまう心配も無用です。
手の平に収まるサイズ感ではあるものの、バッテリー容量5000mAhとスマホの充電約1回分が可能で、最大出力は22.5Wと急速充電も叶う優れもの。
さらに、合計最大18Wも出力する2ポート利用も可能で、スマホとイヤホンの2台同時充電もできますよ。すぐに充電切れしてしまう古~いワイヤレスイヤホンを使用する音楽好きの私には、2台同時充電ができるのは高ポイントです。
本体への充電方法は2種類。USB-C端子を直接充電器にさしてもよいですし、本体側面にケーブルを繋いで充電する方法も。パススルー充電も対応していているので、本体を充電しながら、そしてスマホを充電しながらでもスマホがいじれるのは旅先でも便利ですね。
こちらはUSB-C端子対応のものですが、Lightning対応の「Anker Nano Power Bank(22.5W, Built-In USB-C Connector)/3,490円」もあり。ただし12Wなのでそこだけ要注意です。
『Anker』のモバイルバッテリー3種類をご紹介しましたが、私個人は、コンパクトに持ち運べてコードレス充電ができる「Anker Nano Power Bank(22.5W, Built-In USB-C Connector)」は特におすすめしたい商品です。
【商品情報】
- Anker Nano Power Bank(22.5W, Built-In USB-C Connector)
- 本体価格:3,490円
- バッテリー容量:5000mAh
- 重量:102g
- 最大出力:22.5W
- カラー展開:ブラック/ホワイト/グリーン/グレイッシュブルー/パープルの全5色
- 公式Amazonページ
Anker 521 Power Bank(PowerCore Fusion, 45W)/8,990円
そして最後にご紹介する『Anker』商品は、「Anker 521 Power Bank(PowerCore Fusion, 45W)」。こちらは、コンセントプラグが内蔵されているタイプのモバイルバッテリーです。
一つ目にご紹介した「Anker 511 Power Bank」と同様で、USB急速充電器としても持ち運びのモバイルバッテリーとしても、これ一つで2役をこなす優秀アイテムです。
同商品の特徴のひとつが、2台同時充電ができるということ。USB-Cポートが2つ搭載されており、最大出力W数は合計でなんと45Wにおよびます。iPhoneとMacBook Airの同時充電が可能です。
そして気になるモバイルバッテリーとしての出力W数は、最大20Wで、iPhone 14シリーズへの急速充電もバッチリ。
従来モデルよりも20%の小型化であるうえ、これだけのパワーを兼ね備えているのですから間違いなしです。ケーブルは別売りになっていますのでお忘れなく。
そして忘れてはならないのが内蔵されたコンセントプラグがあるということ。そう、そのままコンセントにさせば本体充電が可能なのです。
また、スマホの充電も同時にできるのですから、モバイルバッテリーとスマホの充電忘れを防げることでしょう。コンセントが限られる旅先では特に便利なポイントですね。
本体価格8,990円とほかの商品よりも値の張る「Anker 521 Power Bank(PowerCore Fusion, 45W)」ですが、値段に値するだけのパワーがあるのは間違いなしです。
【商品情報】
- Anker 521 Power Bank(PowerCore Fusion, 45W)
- 本体価格:8,990円
- バッテリー容量:5000mAh
- 重量:200g
- 最大出力:20W/2台同時充電時の合計45W
- カラー展開:ブラック/ホワイト/グリーン/ブルー/パープルの全5色
- 公式Amazonページ
MATECH MagOn 5000/5,990円
「え、これがモバイルバッテリー!?」と大声が出そうになるほど衝撃だったのが、『MATECH』より発売されている「MATECH MagOn 5000」の超薄型モバイルバッテリー。
同商品はなんと言ってもこの薄さが魅力!「世界最薄※」の8.6mmと極限まで追求したスリムなビジュアルに惹かれませんか?たまご約2個分の117gという軽さが、充電時の手首への負担を軽減してくれるのだそう。
※2023年10月17日時点MATECH調べによる
「こんなに薄いと機能はそこまでなのでは?」という声が聞こえそうですが、それは大間違い。
同商品はマグネット式のワイヤレス充電で、スマホにくっつけるだけで充電が開始する「Wake-up」機能を搭載。スマホとの一体感が抜群で充電しながらの操作も難なく使用できます。
そして皆さんが特に気になっているであろう最大出力はワイヤレス充電で15W、USB-Cポートを使用すれば20Wと急速充電も可能です。なんとAirPods Proなどのワイヤレスイヤホンケースにも対応しているということですから驚き。
これだけ薄くても、iPhone 14のフル充電が約1回分できる5000mAhのバッテリー容量はきちんとそなえています。私は外出先で写真を撮ることが多いのですぐ充電が減ってしまいますが、そんな日でもこのモバ充があれば気兼ねなく写真を撮りまくれます。
外出先でのモバイルバッテリーとしての役割はもちろんのこと、おうちでケーブルに繋いで充電すれば、MagSafe充電器の代わりとなって活躍してくれます。
これならいくつも充電器を用意する必要がないので便利ですよね。2 in 1だと旅先に持っていく荷物も減るのでいいんですよね~。「最薄」を極めた「MATECH MagOn 5000」をぜひ手に取って体感していただきたいです。
【商品情報】
- MATECH MagOn 5000
- 本体価格:5,990円
- バッテリー容量:5000mAh
- 重量:117g
- 最大出力:15W(ワイヤレス充電)/20W(USB-Cポート使用)
- コネクタタイプ:USB Type-C
- カラー展開:スペースグレー/ブラックの全2色
- 公式Amazonページ
SMARTCOBY SLIM 5000mAh/3,498円
そして最後にご紹介したいのは、『CIO』より発売されている「SMARTCOBY SLIM 5000mAh」です。「様々な充電スタイルに合わせたCIOの多機能モバイルバッテリーシリーズ」とうたった「SMARTCOBY SLIM」シリーズの中でもよりコンパクトを追求したのが同商品です。
ジーンズのポケットにすっぽり入ってしまうほどコンパクトな同商品は、薄さ約12mm、重量が約108gと持ち運びに最適なサイズ感が人気の理由の一つ。
スマホを重ね持ちしてもかさばらないので、旅先でのながら使用も難なく使えそうです。もちろん、歩きスマホはダメですよ~!
同商品も急速充電に対応しており、USB-Cポート一つで最大20W出力し、30分で約50%の充電が可能になっています。
コンパクトではあるもののバッテリー容量5000mAhと大容量。最新のiPhone 15でも約0.9回の充電が可能ということですから、これがあれば安心ですね。
さらにうれしいのが、同商品はUSB-Cポートが2つ搭載されているため、2台同時充電もできるということ。加えてパススルー充電も対応しているので、なにかと忙しくなりがちな旅先でのバッテリー問題も同商品があれば急速充電で時間をかけずに解決することでしょう。
ビジュアルにも凝ったという同商品は、傷がつきにくいようまるで一眼レフカメラのボディのような粗いシボ加工が施されているので、持ち運び用としてもありがたい。バッテリー残量は数字でデジタル表示されているので、一目でわかるのが助かりますね。
3,000円台でこれだけの機能がそろった「SMARTCOBY SLIM 5000mAh」は、セカンドモバイルバッテリーとしてもってこいのアイテムです。
【商品情報】
- SMARTCOBY SLIM 5000mAh
- 本体価格:3,498円
- バッテリー容量:5000mAh
- 重量:108g
- 最大出力:20W
- カラー展開:ブラック/ホワイトの全2色
- 公式Amazonページ
近ごろのモバイルバッテリーは、こんなにもコンパクトでしかも優秀なものばかり。「充電減っちゃうし…」と旅先でのスマホ使用を控えていたという方も、「セカンドモバイルバッテリー」を用意しておけば心配いらずに旅を満喫できること間違いなしですよ。ぜひご自身に合ったアイテムを探してみてくださいね。
- image by:編集部
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