旅も人生も、もっと楽しく編集できる。

長野名物と思いきや…知られざる「信州おやき」の歴史

TRiP EDiTOR編集部
TRiP EDiTOR編集部
2017/07/11

「おやき」といえば、信州・長野の名物として全国的に知名度が高いご当地グルメの一つですよね。しかし、無料メルマガ「郷愁の食物誌」によると、実はおやきは長野県内でも食べる地域とそうでない地域があるのだとか…さらに、おやきが長野だけの食べ物でもない、という驚きの事実を伝えています。知られざる「おやき」の真実が明らかに!

信州のスローフード「おやき」

sw14993262251655

--信州には、行事や仏事に因んだ“ハレの日”におやきを食べるという習慣がありました。また、日常“ケの日”に食べられていたおやきもあり、“ハレ”“ケ”共におやきが食卓には欠かせない食べ物だったのです。現在もお彼岸やお盆にはおやきを食べるご家庭は多いのですが、歴史を掘り返すとまだまだたくさんの【おやきを食す日】があるのです。--

これは、”信州のスローフード おやき”をキーワードに検索して出てきたあるおやき専門店のホームページに載っていた記述である。

sw1499326279984

確かに信州の”おやき”は、野沢菜漬けとおなじように全国的に有名となり、海外へ進出したという話もあったが、その後どうなったか。また先の1998年の長野オリンピックで、信州のおやきを味わいファンになった各国の選手も中にはいたのでは。

ということで今やおやきが、信州を代表する伝統の郷土食ということにもなっているようだ。しかし冒頭の記述に少々異議を唱えたいのだが、おやきが、何世代も前の昔から信州一円で作られてきたのように思われがちだが、実はそうではない。おやきという呼び方も含めて、それはあくまで北信(信州の北部地域)と東信の一部で伝承されてきたのものだと、私は思っている。

事実、中信の松本の近郊育ちの私は子供時代、今にいうおやきなど口にしたことはなかった。母親が良く作ってくれたのはふかしまんじゅうだった。伊那地区にも北信と中身と作り方が同じものがあるが、それはおやきとは呼ばなかったという。

むしろ伊那・木曽地で盛んだったのは五平餅の方だが、おやきに較べて今も全県的な広がりは見せていない。

TRiP EDiTOR編集部

TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。

長野名物と思いきや…知られざる「信州おやき」の歴史
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます
ついでに読みたい
三井住友カード 旅好きが密かに駆使してるクレジットカードの裏ワザ
 長野 なぜ長野県民は「長野」ではなく、「信州」と呼ぶのか? ★ 1099
 全国 なぜ長野県がトップ独占? 全国の星空「観賞」旅行ランキング ★ 257
 長野 なぜ信州人は「ビタちく」と「ホモソーセージ」をこよなく愛するのか? ★ 210
 長野 他の都道府県では通じない?信州の方言「ズク」と「ズラ」 ★ 181
 全国 全国の駅弁300個を食べ歩いた「駅弁女子」が選ぶ、究極の6選 ★ 296
 長野 天気雨をなぜ「狐の嫁入り」と呼ぶのか?その由来を調べてみた ★ 26