海外でも反響、日本発祥の「森林浴」を楽しむ外国人観光客が増えるワケ
アメリカでも「Shinrin-yoku(Forest bathing)」が大ブームの予感?!
米ワシントンポストは、新たな健康法として近年急激に拡大・浸透した「ヨガ」のように、今後は「森林浴(Forest bathing)」が最新のフィットネストレンドとしてヒットするとしています。
その背景には、アメリカ人のほとんどが通勤や通学以外では定期的に外出せず、87%が室内で過ごすという調査結果があります。そんな出不精が多い米国において、気軽にアクティビティが楽しめ、健康促進にもつながる日本の「森林浴」に注目が集まっているんだとか。
既にアメリカ各地で森林浴プログラムを提供され、森林セラピーガイドの育成プログラムを実施する団体が多数あります。森林セラピーガイドに案内してもらったり、有料の体験プログラムを行ったりする人、また個人で行く人もいるなど、楽しむ方法は人それぞれのようです。
米アメリカンポストのほかにも、女性向け健康雑誌Women’s Healthや、1978年創刊の歴史あるインテリア誌Country Living、またイギリスの新聞社「Independent」や、フランスのメディア「ouest france」も取り上げるなど、人気の流れはアメリカ以外の海外にも進んでいます。
また、日本への旅行で「森林浴」を楽しむ外国人観光客が増えるなど、実際に日本の森林浴の人気が海外に広がっている様子が伺えます。森林セラピーソサエティの担当者の方に聞いてみると、「(外国人観光客は)確実に増えてきていると思います。九州は特に中国・韓国からのお客様も多いようです」とのこと。
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