確かにモテますね…海外で恋ゴコロも働く日本人女性のリアル

TRiP EDiTOR編集部
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2019/02/13

慣れない海外生活で困ったこととは?

image by: Shutterstock.com

──実際に海外で生活してみて、困った経験などはありましたか?

奥村:留学当初は英語がほぼ話せなかったので、やっぱりコミュニケーションには困りましたね。NYへ留学したとき、空港で優しくしてくれた男性が荷物を数メートル運んでくれたのですが、そのあとにニコニコ笑いながら無言で手を差し出してきたんです。

──それはどういう意味ですか?

奥村:周りの人たちの行動を見て、そのとき初めてチップの文化を知りました。その人は「運んであげたんだからチップくれ」って意味で手を出してきたんだと思います。でも当時はチップの相場を知らなかったので、10ドルくらい渡してしまって…。

──結構な額ですね…。安藤さんはどうですか?

安藤:カナダにいる頃、謎の虫が出てきたときは本当に困りました(笑)

──虫!?

安藤:日本では見たことない透明なムカデのような虫で、いまだに何か分かってないんです。あと実生活でいうと電車がとても困りましたね。

奥村:電車はめっちゃわかります!


安藤:カナダの電車は本当に融通がきかないんですよね!トロントには「TTC」というJR的な電車がメインで、日本のように種類がたくさんありません。日本だと深夜に工事をすると思うんですけど、カナダは白昼堂々と工事するから電車が動かないんです。

カナダの電車「TTC」image by: Louis.Roth / Shutterstock.com

──そういうときってどうやって移動するんですか?

安藤:一応、振替バスはあるんですけど、時間が適当すぎて。カナダは電光掲示板で「あと◯分でくる」だけで、日本のように正確な時刻が決まっていません。だからスケジュールを立てられないんです。

──仕事で遅刻とか大変でした?

安藤:交通機関が遅れることはザラなんで、遅刻も何度かありましたね。もちろん遅延証明書なんてありません

──日本と違って遅延は考慮されないのですか?

安藤:私がいた職場では「遅刻は遅刻、遅れるあなたが悪い」っていう感じでしたね。

──キビシイ…

奥村:安藤さんの言う通りカナダの電車はとても適当な印象があります。ニューヨークにいた頃は、電車の時刻表がないので、慣れてくるとずっと待ちぼうけするのが普通になっていました。でもフランスが一番印象に残ってますね。

フランス国鉄(SNCF)image by: Alexandros Michailidis / Shutterstock.com

──フランスはよく聞きますよね

奥村:フランスはストライキで電車が動かないってことが多々あるので、とても困りました。反対にロンドンが一番しっかりしていたので、時間にとても正確な国だと思います。

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