デザインや技術にうっとり。一度は乗りたい「新幹線」ランキング

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2019/04/20

誰でも一度は乗ったことがあるだろう新幹線。前回の東京オリンピックが開催された1964年に東京―大阪間が開通し、いまや日本各地を走行しています。

この新幹線ですが、魅力はただ速いだけではありません。地域ごとにデザインや性能が異なっていたり、凝った内装のものがあったりと、快適な旅を演出するため日々進化を続けているのです。

今回はランキングサイト「ランキングー!」が調査した新幹線の魅力のTOP10、「一度でいいから乗ってみたい新幹線」をご紹介します。

第10位 上越新幹線:E4系(Maxとき・Maxたにがわ)

image by:Piti Sirisriro/Shutterstock.com

第10位には「上越新幹線:E4系(Maxとき・Maxたにがわ)」がランクインしました。上越新幹線E4系電車は1997年12月に東北新幹線で営業運転を開始したJR東日本の新幹線車両で、2001年には上越新幹線にも投入され、最新鋭の2階建て新幹線として活躍してきました。

その最大の特徴は16両編成で定員が1,634人という高速列車としては世界最大の収容力でした。残念ながら、JR東日本は2018年度以降、E4系の更新を進め、E7系に置き換えていくことを決めています。

最終的なE4系の引退時期はわかりませんが、新幹線の場合は置き換えが開始されると早いので、2020年ごろには定期運用から外れる可能性もあるといわれています。

第9位 上越新幹線:E3系(現美新幹線)

image by:Jo Panuwat D/Shutterstock.com

第9位にランクインした「上越新幹線:E3系(現美新幹線)」は、上越新幹線でジョイフルトレインとして新潟~越後湯沢間限定運用されています。

車両は2002年11月18日に新製されたE3系0番台(R19編成)を改造したもので、名前の由来は現代美術の略称「現美」からとされています。

外観デザインは世界的なフォトグラファーである蜷川実花氏が担当し、黒を基調に夏の夜空を彩る長岡の花火を描いています。内装デザインはジェイアール東日本建築設計事務所が担当し、美術館のようにアートが展示されていることが特徴です。


また13号車にはカフェコーナーの設備があり、ツバメコーヒーによるコーヒーや十日町すこやかファクトリーによるスイーツ、アルコールメニューを楽しむことができるのも魅力です。

第8位 秋田新幹線:E6系(こまち)

image by:cowardlion/Shutterstock.com

第8位には「秋田新幹線:E6系(こまち)」がランクインしました。こまちは、JR東日本が主に東京駅-秋田駅間を東北新幹線・秋田新幹線(田沢湖線・奥羽本線)経由で運行している特別急行列車です。

この「こまち」という名前は、秋田県湯沢市小野出身とされる小野小町が由来とされています。1997年に運行を開始し、その魅力は何といってもスピードです。

東京駅―秋田駅間の所要時間は最短で約3時間37分で、東北新幹線区間では最高320km/h、在来線となる田沢湖線・奥羽本線上では最高130km/hで走行します。また、東北新幹線内で最高速度300km/h運転を実施する列車「スーパーこまち」もありますよ。

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