9つの顔をもつ国。魅力あふれる「オーストリア」基本徹底ガイド
世界遺産あり、独自の文化あり、大自然あり…と、とても魅力的な国「オーストリア」。
かつてヨーロッパ随一の貴族といわれたハプスブルク家の台頭により宮廷文化が花開き、現在でも音楽や絵画などの芸術が豊かに残されているため、古き良きヨーロッパの文化を体験するにはぴったりの国なのです。
そこで今回はオーストリアを個人旅行で楽しむための、あらゆる情報をご紹介します。
目次
オーストリアってどんな国?
ヨーロッパの中部に位置するオーストリアは、日本の北海道と同じくらいの大きさで、決して大きくはない内陸国です。
北はドイツとチェコ、東はハンガリーとスロバキア、西はスイスとリヒテンシュタイン、南はイタリアとスロベニアと、なんと8つもの国と国境を接しています。国土の6割がアルプス山脈の中にある山岳国で、豊かな自然が残された国です。
どうしてウィーンは「音楽の都」なの?
音楽の都といわれるオーストリアの首都「ウィーン」。かつてハプスブルク帝国の文化や政治の中心地であったウィーンに、国内外からたくさんの音楽家たちが集まっていたため、音楽の都といわれるようになったのだとか。
モーツァルトやベートーベンなど、誰もが知っている音楽家たちは、このウィーンで貴族を相手にピアノの講師をしたり、演奏会を開いていました。それが現在も優れたクラシック音楽を身近に感じられる都市の基本となり、脈々と受け継がれているというわけです。
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