実は日本初。山間に見つけた恐竜の町、群馬県「神流町恐竜センター」
なお、「アパトサウルス」の化石の一部には、実際に触れることが可能で、その存在感を肌で感じられます。
このように、小さな町の施設と思われがちな神流町恐竜センターは、良い意味で期待を裏切る見応えのある施設です。
さらに同センターにはレストランも完備されており、そのメニューが実にユニークなネーミングでした。
今回いただいたのは、「プテラノ丼」と「アンモナイトウィンナー」です。プテラノ丼はアノ翼竜の肉ではなく、鳥肉を使用した照り焼き丼で、甘いタレと柔らかい肉がご飯によくあい、非常に美味しかったです。
アンモナイトウィンナーは、アンモナイトの殻を模した渦巻状の見た目のインパクトが抜群です。
もちろん実際にアンモナイトやオウムガイのすり身などを使用しているのではなく、ウインナーを渦巻状に形成してアンモナイトの殻に見立てています。ピリ辛の味が食欲をそそる一品でした。
ちなみに同センターに埼玉県側から行く場合、埼玉県と群馬県をつなぐ国道299号線沿いを使えば、日本で初めて発見された恐竜の足跡化石そのものを見ることができます。
このため訪れる際には、ぜひ国道299号線を通っていただきたいところ。しかし“国道”としては少々狭く険しい場所もあるため、通る際には十分に気をつけてくださいね。
- 神流町恐竜センター
- 群馬県多野郡神流町大字神ヶ原51-2
- 0274-58-208
- 大人800円、子ども(小中学生)500円
- 休館日:月曜(月曜が祝日の場合は翌日)
- 9:00~17:00(入館16:30まで)
- 公式サイト
- image by:梅原慎治
- ※掲載時点の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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