カッパが釣れる？あの「捕獲許可証」は必須アイテム！

次の向かう先は、遠野ふるさと村から遠野市内に戻る途中にある「カッパ淵」です。ここは伝説の妖怪・カッパが現れるという遠野の伝説に登場する川です。

よーくみると川の中に何やら釣り竿が。

近づいてみるとなんと、キュウリ！この竿はかっぱを捕獲するための竿でした！

そして、先ほどの「カッパ捕獲許可証」があると捕獲体験ができます。前もって買っておけばよかったと筆者は後悔しました。

遠野旅の記念にぜひ、捕獲許可証を所持した上で、カッパ捕獲体験をおすすめします。どうせ「カッパなんていないんだから～」と、思ったそこのあなた！

よく見ると、餌のキュウリ、かじられてますよ。

今度は童話の世界へ。銀河鉄道のステーションに立ち寄る

カッパ淵を出るころには、すでに夕方になっていたので、盛岡方面へ引き返しました。その帰りの道中にあるのが「道の駅 みやもり」です。

まず目に入るのが「めがね橋」、ここは現役の鉄道橋で運がいいとSL銀河が通過した絶好の写真スポットで、大変人気を集めていました。

筆者が訪れたときは、日没～22時まではライトアップされていたので、とても幻想的な世界に大変身。

なかへ入ると、そこは「銀河鉄道の南十字星行きステーション」の世界が。賢治の考える理想郷イーハートーブは岩手がモデルです。

岩手には、賢治の考えるイーハートーブの世界を再現したスポットがたくさんあります。こちらも、そんな童話の世界を再現したスポットのひとつです。

施設にはレストランや図書館などのほか、パネル展示や鉄道模型を使った芸術作品などがあります。観光案内やお土産ショップ、産直販売所も隣接しており、お買い物を楽しむこともできますよ。

遠野にはほかにも、遠野民俗学をテーマにした「伝承園」や江戸時代の遠野の様子が体験できる「遠野博物館」などがあります。今回は時間の都合で行くことができませんでしたので、再チャレンジして、カッパを捕まえて仲良く1000万円をゲットしたいです。

でも、なんだか不思議な景色に囲まれていると、いまにもカッパや座敷童が出てきそうな、まるで物語の世界に飛び込んでしまったかのような旅行でした。

• image by:photoAC
• ※掲載時点の情報です。内容は変更になる可能性があります。