遊園地のシンボル的な存在の「観覧車」。テーマパークに併設されているイメージがありますが、実はデパートや複合商業施設の屋上にもあります。

さらに遊園地よりも手軽に乗車することができ、思いもしなかった遠いところまで見えるので、地方では観光名所のひとつとしても親しまれているのが特徴です。

今回は、そんな気軽に乗れる全国の「屋上観覧車」をご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

ノルベサ／北海道札幌市

「ノルベサ」は、すすきの駅の近くにある複合商業施設で、7階にあるのが観覧車「ノリア（nORIA）」です。

直径約45.5mの観覧車は地上から約78mの高さにあり、札幌の市街地を一望できます。ゴンドラは32台で定員は4人。バリアフリー対応なので車椅子でも乗車可能です。

さらにヒーター完備ですので、冬でも寒さ対策が万全なのも嬉しいポイントのひとつ。

屋上かまたえん（東急プラザ蒲田）／東京都大田区

東急プラザ蒲田の屋上遊園地「屋上かまたえん」には、都内で唯一の屋上観覧車「幸せの観覧車」があります。蒲田の市街地はもちろんのこと、晴れた日には富士山も見えるとか。

高さ約10mでゴンドラが9台、1台4人乗りです。ちなみに「幸せの観覧車」という名前は、2014年10月にリニューアルした際のネーミング公募で決定されたものです。

ヘップファイブ／大阪府大阪市

梅田にある複合商業施設「ヘップファイブ」には、直径約75m、最上部の高さは約106mの観覧車があります。この大型サイズに加えて、全面真っ赤とインパクトのある姿が特徴的。ゴンドラは52台で1台4人乗りです。

晴れた日には生駒山から明石海峡大橋まで見渡せ、夜は梅田のネオンのきらめきが眼下に広がります。ゴンドラの中にビュースポットが描かれていますので、初めての方でもスポット探しに手間をとることはありません。

いよてつ高島屋／愛媛県松山市

松山市にある「いよてつ高島屋」の本館には、大観覧車「くるりん」があります。

こちらは直径が約45mで高さは約47m、地上からの高さは約85m。ゴンドラは32台で定員は4人で、すべてのゴンドラがバリアフリー対応です。

北は松山城、西は瀬戸内海が見え、もちろん松山市街も視界の中。くるりん自体も夜になるとネオンサインが点灯するので、光の空中遊覧や、離れて眺めるという楽しみもあります。

アミュプラザ鹿児島／鹿児島県鹿児島市

「アミュプラザ鹿児島」は、JR鹿児島中央駅のターミナルビルです。ここにある観覧車「アミュラン」は、直径が約60m、最大高さは約91mで、ゴンドラは36台あります。

桜島が正面に望める眺めはまさに雄大で、夜にはイルミネーションが点灯します。ちなみに床も天井もベンチシートも透明なシースルーゴンドラもあるので、スリリングな体験も可能です。

みらい長崎ココウォーク／長崎県長崎市

「みらい長崎ココウォーク」は、JR浦上駅近くの複合商業施設で、直径が約45m、地上からの高さが約70mの観覧車に乗ることができます。

ゴンドラは32台の4人乗り。車椅子ゴンドラがありますので、車椅子のまま乗車可能です。さらに長崎港や稲佐山、長崎の夜景が望め、市民の人気スポットになっています。

「屋上観覧車」といえば、建物の屋上にありますから、なおさら高さを楽しめるのが特徴です。街を一望する楽しさに一度ハマったら、ヤミツキになりそうですね。

• image by:photoAC
• ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
• ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。