2019年のクリスマスは「京都産アロマオイル」で京都の匂いを送りませんか?
京北の自然を感じるシカやツリーがモチーフ
山に囲まれ自然も豊かな京北は、以前(30年ぐらい前?)からアーティストなどが多く移住してくる魅力的な土地でした。現在も作家やユニークな活動をしている人たちがこの地で多数、活躍しています。
そのなかに、京北を中心に活動するクリエイティブ集団「里山デザイン」があり、そのデザイナー・佐藤啓さんと出会います。そして火を使わず、コンセントにささなくても気軽にアロマが楽しめるデフューザーが作りたいという話をしたところ意気投合。
「やってみましょうか、となったんですよね」と佐藤さん。それから意見を出し合い試行錯誤を重ねました。まず、決めたのは地域の素材を使うこと。それから京北の自然を感じさせる木やシカのデザインにしたいということでした。
「このデフューザーはアップリサイクルがテーマなんです」と佐藤さん。アップリサイクルとは廃棄物の元の形状や特徴を活かしつつ、新しいアイディアを加えて再利用し循環させること。「例えば、精油は廃棄される杉の間伐材から取りますし、ディフューザーは杉を加工するときに捨てられる皮に近い部分を再利用しています」。
そして土台部分はフローリングを作るときにくり抜かれたヒノキの節を加工したものなのだとか。どれも捨てられるものに新たな魅力を見つけ、新しい命を吹き込んだものばかり。「別のもの同士を組み合わせると今まで見えなかった新しいものが生まれます。それもいいんですよね」。その思いは、杉乃精の考えともつながっています。
クリスマスのデコレートにもおすすめ
そして出来たデフューザーがこちら。とにかくデザインがステキなんです! 「できるだけリアルにしすぎず、柔らかさを出したいなと思ったんです」と佐藤さんが言う通り、繊細で大人っぽくて上品だけど、どこかキュートさも残していて、どんなインテリアによく馴染みます。
前川さん「デザインとなっているシカも京北には多いですしね。人口よりも多いかもって言われているんですよ(笑)」
佐藤さん「まるで京北という森に分け入っていく感じですね。」
このシカとツリーのディフューザーを福知山などで開催されるマルシェで単品販売したところ大人気に。そしてクリスマスを前にギフトボックスが完成し「かおりの森」と名付けられました。
使い方はとっても簡単。シカやツリーにオイルを数滴たらすだけでほどよく周囲に香りが広がります。飾り方もヒノキで作った台に刺してもいいですし、オーナメントのように紐をつけて吊るすのもステキです。
アロマは杉乃精の精油を使い前川さんがブレンドしたもの。基本的に杉とクロモジが含まれており、京北に自生する黒文字や地元の柚子を使った精油などを加えて調香します。
今回のセットに入るのは、杉と黒文字のオイルをブレンドした爽やかな「Forest」、柑橘系のような甘酸っぱい香りにクロモジがプラスされた「クロモジブレンド」、爽やかな軽さを持ちながらも、落ち着きのある「オープンザドア」の3種類から選ぶことができます。(「クロモジブレンドセット」4,300円、「オープンザドア」4,400円、「京フォレスト」5,500円)
販売はインターネットか京北の道の駅「ウッディ京北」ですが、新たに四条河原町の髙島屋を下がったところにできた「GOOD NATURE STATION (グッド ネイチャーステーション)」で1月13日に開催されるマルシェで販売。宝石せっけんのワークショップも開催されるそうです。
天然成分を使った香りなので香水や合成香料が苦手という人にも心地良い香りだと思います(#^^#)京都の香りのプレゼントはいかがでしょう。
■■information■■
- kyoaroma_breath
- 道の駅 ウッディー京北
- source:KYOTO SIDE
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