英語を話さないってホント?世界中から旅人が集まる国「フランス」への旅

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2025/05/05

フランスの治安はどう?

image by:JeanLucIchard/Shutterstock.com

最近は少し落ち着いていますが、テロの標的にされることも多かったフランス。どうしても治安が気になりますよね。フランスの治安は日本ほどよいといえないのが現実です。ほかのヨーロッパ諸国と同じように、スリや置き引き、そして強盗の被害はやはり報告されているので、旅行者は自分の身は自分で守る必要があります。

治安が悪いのはフランス全土ではありません。地方の都市は神経質にならなくても大丈夫ですが、気をつけるべきはやはりパリ。どうしても人の集まるパリは治安の面で不安が残ります。

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パリで治安の悪いエリアは、セーヌ川を挟んで北側のエリア。具体的には10区、17区、18区、19区が該当します。このエリアは不法移民が多いエリアで、昼間でもピリピリした空気が漂います。

実際に私も一度うっかり迷い込んでしまったことがあるのですが、人通りは少ないにも関わらず、どこかから見られているような変な雰囲気を感じました。実際に出くわす人々は必要以上にこちらを凝視して、コソコソと話をしている雰囲気の悪い場所。そそくさと逃げ出しましたが、危ないエリアは肌で感じるものです。

今現在のフランスはテロの心配はあまりありませんが、このように治安の悪いエリアに足を踏み入れないようにすることがとても大切。観光地が集まるエリアは持ちものに気をつけていれば大丈夫ですよ。

フランス旅行で気をつけることは?

image by:Shutterstock.com

治安が決してよいとはいえないフランス。それでも訪れる価値のある国です。自分の身を守るためには、日本と同じように振るまっていてはいけません。初めてのフランス旅行で自分の身を守るために、ぜひ心に留めておいてほしいことをいくつかご紹介しますね。

  • ・リュックやトートバッグは避け、バッグはチャックで閉まる斜めがけバッグを使う
  • ・できればバッグよりも手ぶらが望ましい
  • ・道路で地図を広げない
  • ・歩く時は早足で歩く
  • ・客引きに足を止めない
  • ・必要以上に笑顔を見せない
  • ・テーブルの上にスマホは置かない
  • ・大金を持ち歩かない
  • ・カードと現金は別にしておく

などなど。どれも小さな注意事項ですが、気をつけていると狙われにくくなります。

フランスへの入国はビザが必要?

フランスへの入国は基本的にビザは不要です。日本のパスポートであれば90日以内は滞在可能。EU圏内であればパスポートコントロールもなく国境越えが可能です。

日本では味わえない、陸路での国境越えを経験してみるのも面白いですね。国境にはEUの旗がはためいており、こちらからフランス、こちらからスペインといった具合に看板も立てられています。



フランスの物価は高い?安い?

image by:Sorbis/Shutterstock.com

フランスの物価はなんとなく高いイメージがありませんか?ブランドもののショップも多いですし、旅行中にはお金がかかりそう…。

地域や店舗によって異なりますが、フランスの物価は日本より高めです。例を挙げてみると、ミネラルウォーターが約200〜300円、観光地のレストランですと約5,000〜8,000円ほど、地下鉄1回の乗車で約300円ちょっとかかります。

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