古き良きニッポンの原風景。街を彩る「乗ってみたい路面電車」TOP10
第3位 東急電鉄 世田谷線/東京都世田谷区
同じく第3位には、東京都世田谷区を走る「東急電鉄 世田谷線」がランクインしました。三軒茶屋駅と下高井戸駅間の5.0㎞を走ります。
この路面電車のユニークなところは、運行電力として100%再生可能エネルギーを使っていること。
これは、東北電力が提供する電力プランを活用したもので、この取り組みは日本初だそう。この沿線の住民だけではなく、マニアにも人気がある路面です。
第2位 万葉線株式会社/富山県高岡市~富山県射水市
第2位には富山県高岡市と富山県射水市間を結ぶ「万葉線株式会社」がランクインしました。「万葉線」とは万葉集を編さんした大伴家持が、この地に赴任したことにちなんで名づけられました。
沿線には、国宝瑞龍寺、高岡古城公園、土蔵造りの街並み、八丁道、万葉歴史館、高岡大仏、勝興寺など日本情緒あふれるスポットがずらりと並びます。
また、新湊出身の落語家立川志の輔が車内アナウンスと沿線案内を担当しており、ユニークな旅が楽しめるのが特徴です。
第1位 伊予鉄道 市内電車/愛媛県松山市
第1位に輝いたのは愛媛県松山市の「伊予鉄道 市内電車」です。伊予鉄道は、日本最古湯のひとつである道後温泉へとつながっている路線です。
そして、明治時代の文豪夏目漱石の名作『坊っちゃん』に登場した蒸気機関車をモデルにした観光列車の「坊っちゃん列車」が走っていることでも知られています。
蒸気機関車のような「坊っちゃん列車」に乗って市内観光ができ、レトロな楽しさも味わえる路面電車なのです。
かつては、日本の重要な交通手段だった路面電車。最近では交通手段としてだけでなく、観光資源としても活用されていることが多いようです。
その土地を訪れた際は、古き良き日本を感じさせてくれるレトロな路面電車に乗って、いつもとは違う景色を楽しんでみたいですね。
- source:PR TIMES
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