幸福度世界一の国から学ぶ、フィンランド式「心を落ち着かせる5つの方法」
4.シナモンロールを焼いて美味しいひととき (カフェに行かなくても自宅で出来る楽しみ方を)
その4は「シナモンロールを焼いて美味しいひととき (カフェに行かなくても自宅で出来る楽しみ方を)」です。
英語で「ひっぱたかれた耳」という意味の「コルヴァプースティ」は、シナモンロールをフィンランド風に焼き、カルダモンというハーブをかけた菓子パンのことを指しています。
1年に約10kgも消費するほどコーヒーが好きなフィンランドの方々。なんとシナモンロールも同様で、フィンランド語には「パンとコーヒー」を意味する「pullakahvit」という特別な言葉もあるほどです。
家で手作りをしたり、外食、仕事で同僚と食事する時も使われている親しみ深い言葉の「pullakahvit」。一日のなかでもとても重要な時間で、カロリーを気にせず楽しみます。
シナモンロールは家のなかを良い香りでいっぱいにし、居心地良い空間にするもの。子どもたちは、コーヒーではなく牛乳と一緒に食べることが多いそうです。
5.オンラインで思いを巡らせよう(美術館に行く代わりに)
その5は「オンラインで思いを巡らせよう(美術館に行く代わりに)」です。フィンランドの現代美術には、実験的なアーティストが主導するイニシアティブから広告のギャラリー、重要な芸術機関まで、現在55を超えるあらゆる美術館やギャラリーがあります。
自然との密接な関係は、フィンランド芸術のインスピレーションの主な源。ストレスや考えを作品にしたり、心を落ち着かせたり居心地の良い空間にするためにアートを使うのがフィンランドの方々です。
そこで自宅のソファから、オンラインでバーチャル・フィンランド旅行をしてみると、美術がどれだけ幸せを与えてくれるかが実感できそうです。まずはInstagramを使って、新世代の2020年のエキシビジョンを見てみましょう。
またラップランドでは、北極圏に位置するロバニエミ美術館がおすすめ。フィンランドの現代美術と北部美術の詳細を見ることができます。
より古典的なものをこだわって探している方は、ヘルシンキにあるアテネウム美術館を。コレクションには、有名なフィンランドの芸術家Akseli Gallen-Kallelaの作品が450点以上も含まれています。
思うように外へ出かけられないいまこそ、自分や家族の心や体の健康に焦点を当てられる時期かもしれません。
次の旅行はどこへ行こうか思いをめぐらせる間、自宅でできるフィンランド式の心を落ち着かせる方法を試してみてはいかがでしょうか。
- source:PR TIMES
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- ※本文内に一部誤字があったため修正しました(2020年7月20日)。