なぜ日本が最下位?上司の理解、人手不足…「有給取得」世界19カ国比較

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2020/07/25

日本人の「短い休暇」をより楽しむためには?

image by:PR TIMES

世代別の有休取得率を見てもヤング世代は75%と高数値に。前回の50%という結果よりも伸びています。若い人たちにとって、有給取得の義務化が良い方向に働いているようです。

積極的に有休を取得することが当たり前になるように動き始めている日本。それでも、海外諸国のように長期休暇を取ることは少なく、世界で一番「短い休暇を複数回」取得する割合が高い」と言われています。

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そんな短い休暇でも旅行を楽しみたいと、新たな旅のスタイルとして近年登場したのが「ステイケーション」です。

「滞在」という意味の「Stay」と「休暇」という意味の「Vacation」で作られた造語で、旅先は近場、そして帰ってこれる距離であっても宿泊をするという形式です。

短い休暇でもリフレッシュできるとして海外では定番になりつつありますが、日本では全く知られていないと言っても過言ではない状態のステイケーション。例えば、都内在住でも都内の気になるホテルに泊まってみる。それだけで十分に旅行気分を味わえます。

移動費も抑えられ、簡単に非日常を味わえるこのスタイルは、日本でこそぴったり。ぜひ挑戦してみたいものです。

とはいえ、新型コロナウイルスにより「ステイホーム」が当たり前となっている現在、「休暇を取ったところでどこにも行けない」という声もしばしば。特に旅行関連業の方などは、休みを取っても心休まることがないかもしれません。

リモートワークなどに移行した方は、仕事でも休みでも家で過ごすことに変わりなく、ますます有給取得を先延ばしにする方が増えてしまうのでしょうか。次回の調査にも注目が集まっています。

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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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