日本のビールはどれが好き?海外とどう違う?外国人のみなさんに聞いてみた
5. 日本のビールはどんな料理にも合う
日本では食事しながらお酒を楽しむ機会も多いですが、海外では食事とは別にバーやパブでアルコールを飲むのが一般的です。
そのため、日本に住み始めてからビールと食事のペアリングを楽しんでいるという声も多く聞かれました。
「デンマークでは食べ物に合わせてビールを選ぶけど、日本のビールはどんな料理にでも合うのですごいと思います!」(デンマーク出身)
「日本のビールは苦すぎないしどれも飲みやすい。軽いビールが多いから食事と一緒に飲んでも重たくないんですよね。料理の邪魔にならないから気軽に飲めるのが嬉しいです」(アイルランド出身)
日本国内でアルコールを取り扱う飲食店では、必ずといっていいほどビールを見かけますよね。もちろん好みによって飲み分けをすることもあると思いますが、ビールといえばどんな食事にでもあうお酒といっても過言ではないのかもしれません。
台湾・台北市出身のかたによると、食事のおともにぜひと「台湾ビール」をすすめてくれました。
「台湾では『台湾ビール』が定番です。これはアルコールの度数が低くてクセが少ないから、濃いめの食事にぴったりなんです!
最近はマンゴーやパイナップルのエキスが入ったフルーツビールもありますね。そしてはちみつが入ったビールなんかも売っていて、おいしいビールが増えたんです。日本のビールよりもスッキリした後味が特徴です」(台湾出身)
台湾のフルーツビールはお土産としても大人気!アルコール度数は2.8%ほどと低めなので、アルコールが得意でないかたにもおすすめです。
6. 生ビールがめちゃめちゃ美味しい
「日本に来てから、『こんなに生ビールが美味しいのか!』とびっくりしました。グラスもキンキンに冷えていて、暑い夏にごくごくと飲むのが最高ですよね」(韓国出身)
「ドイツのビールはそれぞれのビールに適した温度になっているのが特徴です。でも日本の生ビールはほとんどが必ずといっていいほど冷えていて、最高に美味しいですよね」(ドイツ出身)
日本では、製造工程で加熱処理を行わず、ろ過で酵母菌を取り除いて仕上げたビールを「生ビール」と定義するのだとか。
ちなみに数年前にはキリンビールが凍った泡の「フローズンビール」を開発し、話題になりましたよね。それほどまでに日本のビールは「冷たい」ことが重要な要素のひとつなのかもしれません。